2005年4月30日土曜日


楽器店に勤めるようになって、初めて新車を購入すると言う暴挙に出た。とは言っても20年ぶりにHONDAが発売した軽自動車なんだけど。Todayといって、当時はとっても先進的なデザインに見えた。初めて気に入って購入した車。グラスエリアがとっても広く、キャノピーデザインと言ってヘリコプターの操縦席のような感覚。ワイパーもダブルアームで、そう、解り易く言うとバスのワイパーみたいに不思議な動きをした。変わった1本ワイパー。軽自動車では初のフロント・ディスクブレーキはアンチ・ダイブ機能を持ったサス・セッティング。エンジンはアクティ(軽トラ)のエンジンがそのまま乗っかってた。でもビーンビーンと元気よく回ってくれた。CMは今井美樹。実は例外なくローンで購入したが、67万円だったので、楽器店の上司がピアノを買ったことにして会社のクレジットを組ませてくれた。金利は圧倒的に安かった。いけないんだけどね・・・。初めて買った、しかも新車なので例外なく磨き倒された。ホントにハエが滑ってとまれなかった。休みの日は半日かけてピッカピかに。「アメリカ流」ビジネスを始めた事もあって、東京にもよく出かけた。3年間の楽しい思い出を残して彼女は次のオーナー(女性)の元へ嫁いでいったのだった。

2005年4月29日金曜日

「懐かしい彼女たちVol.2」 


で、短い付き合いだったバイオレットの次にやってきたのが同じくNISSANのサニー。これはもう、ホントにふつーの車。しかもカセットすら無し、当然エアコンなんて付いてない。この頃は、まだそんな過酷な仕様の車も珍しくはなかった。どこかの会社で社用車だったらしい。でも、比較的高年式で錆びも無かったし故障も無かったのである意味ストレスは無かったかな。しかし、全く愛着がわかない車でもあった。今でも街でたまに見かけると、多感だった頃を思い出します。そうそう、この国産FRは全く持って雪には弱かった。チェーンは必須アイテム。一番の思い出は、夏にガールフレンドを隣に乗せて埠頭で話してたら警察官が職務質問?!してきた。「何ですか?」と聞いたら、「窓開けっ放しでエアコン無いんですか?」「はい。付いてませんよ。それがなにか?」「そりゃ整備不良ですね。」って言われた事。え~!そんな道路交通法聞いたこと無いぞ。楽しいお巡りさんでした。

2005年4月28日木曜日

「懐かしい彼女たちVol.1」


今まで縁のあった車達の思い出なんぞ綴ってみようかな。高校を卒業して最初に就職したのはガソリンスタンドだった。まぁ、自宅から近かったので、それほど車が必要ではなかった。しかし、毎日お客の車を運転してると自分の車が欲しくなってくるのも人情。で、よく給油に来ていた日産のセールスマンに「安い中古車ないかな?」って聞いたら持ってきたのがこの車。日産バイオレット1600GL。画像は人様のものを無断拝借しちゃったけど全く同じ物。今考えると、上手く乗せられたって言うか騙された。もう、あちこち腐りまくってボロボロ(この辺の日産はどれもそうだったけど)、トランクは池になってた。でも、なんといっても初めての自分の車。周囲から「そんなに磨くと色が剥げるぞ!」と冷やかされるほど大切にしてた。助手席にベースを積んで練習に行くのがとても誇らしかったな。デザインはケンメリのスカイラインにそっくりで、雰囲気だけは充分スポーツしてた。窓が小さいんだよね。約1年間生活を共にした頃、突然彼女との別れはやってきた。真冬のとても寒い日。雪玉も握れないほどだった。文字通りのパウダースノー。カシオペアメンバーとレコーディングした曲のマスタリングが出来上がったと言う事で、それを聴きに行った帰りだった。小針十字路を下って交差点に差し掛かったところで、それほど速度も出ていないのにハンドルもブレーキも利かない!一瞬のはずなのに一気にいろんな事が頭の中を駆け巡る。どれくらい壊れるか?怪我するか?後の処理はどうするか?目の前に電柱が迫ってくる!シートベルトなんて規制がない時代なのでしてる訳ない。腕と足を踏ん張る!ガッシャ-ン!一撃で彼女は天に旅立って行きました(泣)。

2005年4月25日月曜日

部品交換



先日ディーラーから招待があってNew3シリーズの内覧会へ行ってきた。最近のNewモデルは、なぜか奇を衒った物が多く面食らってしまう事があったが、今度の3シリーズは「ちょっと小さな5シリーズ」って感じ。でもね、まだまだ買い換える気にはなんないのよ。セールスマンには悪いけど来月車検取りますよ。洗車してて「あれっ?!」こんなところのゴムが劣化してひび割れてる。爪でちょっと抉ると簡単にポロポロと・・・。




幸い簡単に交換できそう。早速部品を発注、ついでに「もし取り付けを依頼した場合いくら?」と聞いたら、部品代¥4,600で工賃¥6,000!!!結構です。やり方を教えてください。自分でやります。図画工作の点数だけは良かったんだ。2005年4月25日現在、193,409kmです。ここまで大きなトラブルは一切なし。まだまだ現役で私の行動をサポートしてくれています。


2005年4月23日土曜日

かかせないもの

演奏する時に欠かせないもの。それはストラップ。楽器店に行くと、ホントに沢山の商品が溢れてる。演奏性まで左右する大事なものなんで慎重に選びたいもの。例えば、ジャズベタイプは、宿命的にヘッドが下がるデザインだけど、ストラップが滑りにくければ常に左手で支えていなくてもOKです。重い楽器でもストラップの幅が広ければ重量が分散されて疲労感が軽減されます。ちなみに、私が愛用してるのはこの3点。
<Musicman純正>18年前にStingRayを購入した時頂いた物。未だに一番のお気に入り。グローブ皮は大変しなやかで柔らかく、滑りにくいので楽器がビシッと安定します。現在、なかなかこの品質の皮革製品は入手が困難なようです。やっぱり皮製が一番安心です。
<Fenderモノグラムド・ストラップ>恐らく世界で最も愛用者が多い製品。USA製Fenderを購入すると付いて来たりします。スリット式じゃないので、長さを自由に調整でき便利。しかし、何とも言えないチープな感じが・・・。使用感は意外にも快適で、カラーも色々選べてトラッドな感じです。これは昔のモデルで未だマシだが、現在販売されてる物は中国製で、も~っとチープ!演奏中に切れたりしないかな?
<アトリエZ ZS-1800>楽器店からの頂き物。結構硬い材質で、意外にも肩にかけた時滑りにくい。透明なので遠くから見ると楽器が浮いて見える・・・訳ないか。当然無色透明なので、着てる服を選ばない。気分的な要素が大きいとは思うけど、フィット感や安心感が演奏に与える要素は小さくないんですよ。楽器店に行くと、必ず新製品はないかチェック入れてますよ。懐かしの物や新素材を使った物、とんでもない高額な商品等々ワクワクします。そう言えば達郎さんはずっとFenderを愛用してますね・・・。

2005年4月13日水曜日

「セッティング ~自分でやってみよう~」

家に帰ってきてから、いよいよ自分に合ったセッティングに細かく調整します。楽器店ではやれませんからね。
実は、メーカーからの出荷状態では無難で中途半端なセッティング。大量生産物は特にね。順を追ってやっていきます。

・ネック調整  
ほぼ真っ直ぐにします。ネックには反りを調整するトラスロッドという鉄芯が仕込まれています。これを調整してセッティングを出していきます。ほぼ真っ直ぐといっても若干、ほんの少し順反りです。1フレットと最終フレットを押さえて、大体9フレット辺りを横から覗いて、弦の底辺とフレットの頂点の部分の隙間が葉書1枚分くらい。反っていたらレンチを使ってロッドを時計方向に締めます。逆反りなら緩めます。慎重に少しずつ調整しては隙間を確認します。この調整をやって、どこか特定のポイントで音がビリついたり、詰まったりしたら捩じれかハイ起き(ネックが根元から起き上がってしまった状態。)ですので、素人には手に負えません。プロに依頼しましょう。この調整がサウンドに与える影響は大きく、張りのあるサウンドになります。

・弦高調整 
ブリッジのサドルをレンチで調整します。ネックが調整された後は弦高も低くなっていますが、ここでの調整も重要です。指板はアールといって丸みがついています。なので、1,4弦よりは2,3弦のサドルが若干高くなってる必要があります。で、どの位にするかと言うと限界まで低くします。下げながらでも上げながらでもOKです。人によってタッチ(弾く時の強さ)が異なりますので一概には言えませんが、音がビリついても詰まったりしてなければOKです。ビリついた音は、アンサンブルではシンバルの音などに吸収されますので神経質にならない方が良いです。

・オクターブ調整
今度はサドルを前後に調整します。チューナーを使いましょう。これが合ってないとローポジションでチューニングが合っててもハイポジションでは狂ってる!なんて事になります。調整方法は、12フレットで実音(普通に弾いた音)とハーモニクス(弦に軽く触れるだけで弾いて出す音)をチューナーで測定します。実音が低ければサドルをヘッド側に移動させ、高ければその反対に移動させます。毎回弦を緩める必要はありません。コツは、12フレットの実音を出す時、あまり強く押さえ過ぎない事です。・弦を交換するなら弦を交換する時、ヘッドの形状によっては弦を切断する必要があったりします。その時、ただニッパーやペンチでパチンって切っちゃうと、サスティーンに影響が出る場合が多いです。もし切断する場合は上記画像のように折り曲げてから切りましょう。こんな事でかなり元気なサウンドになります。是非お試し下さい。

・弦の巻き方
必ずポストに突っ込んで上から下に向かって巻きつけます。ここで弦同士が重なってたりするとチューニングが安定しません。また巻きつける回数は3巻き位がベスト。
巻きつけ回数は多くても少なくてもチューニング不安定の原因となります。たまにギターでよく見かける「長すぎる弦を切らずに巻きつけ、余った弦をヘッドで跳ねさせてる」ベースを見かけま
すが、あれ絶対にNG!弦の先端は非常に鋭利だし、ヘッドが傷だらけになっちゃう。自分で調整できると、より一層愛着がわくってモンです。最終的にはトライ&エラーなんですが得られるものも多いでしょう。途中で挫折しちゃう人って、調整が全くなってない弾けたモンじゃない楽器で苦労して、嫌になっちゃってるようです。凄くもったいない。押入れに眠ってる楽器があったら、久しぶりに引っ張り出して見ませんか?

2005年4月12日火曜日

「目指せベーシスト!~品定めのHowTo~」

前回は、恐ろしい端折り方でベースの歴史をご案内しましたが、基本的な構造は50年前には出来上がっていたんですねぇ。恐らくアクティブEQを世界で始めて搭載したStingRayでさえ発売が29年前になりますから。進歩って一体何なんでしょう。
で、楽器店に行っていよいよ品定めと言うか貴方のパートナーを決定する訳ですが、どうします?何を基準にします?私の場合、意外にも「ファースト・インプレッション」で決定する事が多いんです。御託を並べる割に第一印象最優先。そりゃ美人な方が良いもんね!
ちょっとまじめに。第一印象を無事にパスしたら、今度は演奏性をチェックします。ざっとこんな感じ。
・ヘッドは重くないか?持ったときのバランスは? (ボディの軽い楽器に多い。左手で支える為、疲れます。)
・4弦開放の音色・音の伸び (個体差で音が充分に伸びない物がある。致命的である場合が。)
・1弦12フレットをプルした時、音の立ち上がりと減衰は自然か? (はっきりと差が出ます。ネックの剛性がばれます)
・ネックは真っ直ぐ、もしくは変な反りや捩じれはないか (調整可能範囲を超えていないもの。楽器店の信用に関わります。)
後、音色ですが当然アンプを使います。サウンドチェックには、なるべく癖のない素直な音のアンプを使わせてもらいましょう。アンプってメーカーによってかなり癖があります。わからない人は、ラインの音色と近い音がするアンプを選んでください。出力は最低100Wは欲しいところです。スピーカーもツィーター(高音専用スピーカー)が付いているものが常識です。ギターアンプよりベースアンプの方が、はるかにダイナミックレンジが広いって知ってます?低音は当然として、高音域もギターよりかなり高い周波数を必要とします。で、音色のセッティングは基本的にフラットでいきます。変に味付けしちゃうと、楽器本来の音色が判断しにくくなります。
現在定価10万円以下の楽器は、殆んどが東南アジア、もしくは中国製。FenderJapanなんかも、以前と違ってCrafted in Japanと記載されてるから、きっとセットアップのみ国内で行われてるんでしょう。昔はMade in Japanだったもん。5万円クラス、10万円クラス、20万円クラスを弾き比べてみると、やはり高い楽器には、それなりの理由があります。自分好みのセッティングも、付属の工具でほぼ行えると思います。ところが、安い楽器は使えるようにセッティングするのに本格的な加工が必要になってしまい、結局ワンランク上の楽器が買えたなんてことも珍しくありません。私のお勧めは実売価格15万円以上のもの。結局無駄なお金を使わなくて済みます。なかなか最初からそんな勇気がない人はFenderJapanが良いでしょう。人気もあるし価格もリーズナブル。中級くらいまでは充分です。決心はつきましたか?
パートナーは決まったかな?迷ったら取りあえずジャズベースにしておいたら?次回は簡単な調整方法などご案内致します。~続く~