2007年2月10日土曜日

「やっぱり交換。そして・・・。」

以前、ノイズの発生源だったバッテリーボックスの配線ですが、再び雑音を発生させ始めたので結局交換する事になりました。作業自体は然程難しくはないのですが、部品がね・・・中々入手できないんです。メーカーは、Gotoh(ゴトー)。ペグやブリッジなんかで世界的に有名な国産メーカー。

ネットで検索しても、在庫として持っているところは皆無だった。どこで調べても納期は早くて2週間。部品である以上、交換する事もあるだろうに暢気な感じがするな。結局3週間経って、楽器屋さんから無事に届きました。神田商会㈱から取り寄せたそうです。ってことは現行StingRayの修理用ですな。世界中のバッテリーボックスは日本製なんですよ皆さん!

これに交換する訳ですが、動かして見ると若干改良されてるような感じがしました。軽く動くし、節度もあります。

配線が走っている箇所を確認。黒いコードはジャックへ、赤いコードはポットへ接続されています。

途中で半田付けされて透明なチューブで絶縁・保護されているのが分かるでしょうか?これは、熱収縮チューブと言って、ライターなどで加熱すると縮んでくれる便利な物です。中身はこんな感じになってるんですよ。右側の黒い箱がバルトリーニのNTCT。真ん中の黒い歯車みたいなのが、ミッドカットトリマーです。400hzをカットできます。

古いバッテリーボックスの配線を切断し、新しい物の配線を通します。配線は捩ってないんだ。自分でやらなきゃね。配線自体は結構硬くて、しっかりと癖をつける必要がありました。


先に、熱収縮チューブを通しておきます。これ、なかなか売ってないんですよね。売っていても1メートル単位(笑)。そんなに使う事はないけど、ないと不便な物なんです。これはあぽろんの藤田店長が分けてくれました。ありがとね。

で、いきなり完成後の画像なんですが(笑)、両手でも足りなかったんですよ。手順としては、コードの被覆を先に剥いておいて、予め半田をのせておきます。で、片手に半田ごてとコード、そしてもう片方の手でコードを持って溶接します。熱で溶かして溶接するわけですから、コードを持つ指先は熱い熱い。ちょっと火傷しましたけどね・・・。綺麗に仕上がりました。最後にライターで加熱してチューブを収縮させて完成です。


で、どうなったかと言うとトレブリーな感じが抑えられて、Midが少し良く出る感じになりました。電源の交換でも変化するものなのかな?これは嬉しい副産物でした。こんな部分でも音って変わるんですね。

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