2005年6月28日火曜日

「何と不便2」 

実は現在も未だに復旧しておりません。帯域の調整、モデム交換をしても回復しない。どうやらNTT局舎内のポート差し替えの必要があるらしい。ADSL信号が途切れ途切れになってから早10日が経つ。しかし、今回のYahoo!の対応には大変憤慨してます(怒)。まず、ADSL信号の帯域調整に24時間かかる。それは良いとして、改善しなかったらこちらから連絡しなければいけない。しかも連絡したら、もう1日待ってくれだって。ちょっと強めに言ったらすぐに対応した。ダメだったのでモデムを送付してもらった。約束通り2日後に到着・交換。でもダメ!いよいよ最悪の事態だな・・・。サポートセンターへ電話する。予想はしてたがマニュアル通りのお答え。NTTの局舎内工事は、通常申し込み後10日はかかる。すると、不具合が起きてから約2週間は使えない事になる。それでも返金等の保証には一切応じないそうだ。まさに「責任者出て来い!」状態!出てきた奴がもっと手に負えない(泣)。
私「この手続きには何日かかります?」
担「2~3日でしょうか?」
私「なぜハッキリと言えないんですか?」
担「担当部署が違うもので。」
私「じゃ、待ってるから聞いてきてくださいよ!」
担「社内規定では・・・。」
私「じゃあ、2~3日どころか4~5日かかったりして。」
担「そうかもしれません・・・。」
もう一事が万事こんな感じ。出てくる言葉は自己保身と企業の都合だけ。電話の向こうで今、直接話してる私よりマニュアルを読み上げる事に一生懸命だ。街頭でモデムをばらまき、代理店を乱立して散々あおって荒っぽい契約を取り捲った後で一歩的に契約を変更し、本部は涼しい顔をして球団経営に携帯電話進出に金融進出。たった一人の顧客も満足させられない会社に未来なんてあるわけない。

2005年6月21日火曜日

「何と不便」 

一昨日からLinkが途切れがち。息子がオンラインゲームをやりまくったせい?いやいやそういう問題じゃない。どうやらADSLモデムの故障みたいだ。そう言えばモデムからカチカチとリレーがOn/Offされるような音がしてる。リセットしても改善しないのでサポートセンターに電話した。ADSL信号を調整すると言う。24時間経っても改善しない場合モデム交換だそうだ。それにしてもADSLって不確定要素多すぎ(怒)!気が付かなければBBフォンも使えず一般回線で通話してたなんて洒落になんない。折角Live後の画像をHPにUpするにも、途中でカチカチLinkが途切れるので、いつもの数倍時間がかかってしまう。気が付けば自分までもインターネットに依存する生活になってることに、こういった事態が発生して初めて自覚する。てな訳でブログも滞りがち・・・。回復次第先日のLiveでも振り返ろう。忘れないうちに。

2005年6月14日火曜日

「本番が近づいてくると」

本番が近づいてくると、レンタルスタジオで常連のバンドメンバー達と出くわす事もしばしば。「調子はどう?」なんて他愛もない会話が弾む。でも、気のせいか楽器のコンディションの話をしてるのは圧倒的にベーシストが多い気がするのは私だけかな?本番前日に弦を張り替えたり(ギタリストも当然張り替えてると思うけど)、ネックの反り具合を気にしたり。弦を張り替えるのが、ベーシストだけ妙に儀式化してるところは、昔々まだ高価だった頃からの名残かな(笑)。まあ、ベースほど人によってセッティングが異なる楽器も珍しい。恐らく、ある範囲内なら自分にとってのベストセティングを見つけるしかないのだろう。演奏するジャンル、プレイスタイル、本人の体格、そりゃ同じな訳ない。Web上でも様々な情報が飛び交ってる。わざわざ公開するくらいだから、皆さん相当の自信と拘りを持ってらっしゃる。ベースギターという楽器はセッティング次第でサウンドもかなり変化する。イチローじゃないけど、「一生懸命準備する。誠心誠意準備する」私なりに・・・。

2005年6月12日日曜日

「Liveができる幸せ」 


Live当日まで後ちょうど1週間!せっせと準備してる今くらいが一番ワクワクして幸せかな。筋力も指先の硬さも段々良い感じになってくる。人間の体って状況にあわせて変化するから不思議。指先の硬さは少し落ち着いて来た辺りがベスト。無駄な力が抜けてきてるからね。それと不思議に楽器も鳴ってくる。本番が近づいてるのが解るんだろうか?            弾く機会のない人の為に、ちょっと解説すると当然弦を弾く訳なので、それだけで音は出るんですが、あの分厚い「板」がどう振動するかによって、音色は全く異なるものになってしまいます。普段どんなに頻繁に弾いていても、本番前のような鳴り方にはなかなかならない。まるで自身に意思でもあるような・・・。不思議です。イチローがCMで「一生懸命準備する。誠心誠意準備する」と言ってました。Liveは誤魔化しが効かない1発勝負!精一杯のパフォーマンスをどう受け取ってくれるのだろう。私自身が感じてるこのワクワク感が伝わるといいな。そういう意味では、もうLiveは始まってるかもしれない。

2005年6月7日火曜日

「とんだドジ」 

今年初めて蚊に刺された。もう痒いのなんのって。悪い事に指先を左右3ヶ所も。本番が迫ってるのにベースの練習をしてると、毒が回って痒い痒い!そこで、ウナコーワクールを塗っては乾かしを繰り返す。段々かゆみが収まってきた。しかし、喉もと過ぎれば暑さを何とやらで、目が痒くなってこすった。しかも先程ウナコーワを塗った部分で・・・。今度は目から涙が止まらない。はぁ~なにやってんだろ・・・。そう言えば子供の時、トローチが流行って口にくわえて吹くと笛になるものがあった。先日も見かけて息子に買ってあげたけどなんて名前だったかな?で、子供の時、弟がくわえてピーピーやってたのを知らずに、ふざけて後ろから突き飛ばしたら、運悪く喉にはまってしまい「たすけて!」と言う声まで「ピー!」と言う音にしかならなかった。今思い出しても可笑しい様な痛々しいような思い出。

2005年6月6日月曜日

「欠かせない物」

アンサンブルで大切な事と言えば、チューニングがキッチリと合ってる事。これがいい加減じゃ何も始まらない。しかし、なんといい加減なバンドが多い事か。プロとアマの違いはチューニングにあると断言する人もいるくらい。一昔前は、シンセサイザーなんかはみんなアナログで、チューニングが不安定なのが当たり前だった。暖まると狂うと言う(笑)。だから、本番直前まで電源を入れて暖めておき、順番が回って来ると「それっ!」と急いでコンセントを差したもんです。ギターも、本番で照明が当たると温度が上がって弦が伸びる=音程が下がる訳で、予め少しチューニングを高めに合わせる必要がある。しかも、生ピアノを使う場合は、ピアノのピッチをメーターで計っておいて、それを基準に全ての楽器を合わせる必要があった。心地よい「当たり前」の為には大変な苦労があった訳です。       これは、もう25年間愛用してるKorgのチューナー。ギターを接続して弦を弾き、針を見ながら音程を合わせる。これが発売される前は、チューニングメーターと言うのはとても高価なもので、なかなか手を出せるものではなかった。2万円くらいだったかな。で、これが初めて1万円を切る、8,000円だったかな?画期的な商品でした。合わせる弦に応じてレバーを切り替えなくちゃなんない。でも、嬉しくて用も無いのに「あ~♪」とかやって。自分の音程なんて測ってどうする?今では、もっと安価なものが当たり前になってて、大体3,000円くらい。しかもクロマチックチューナーといって瞬時に現在の音程を表示する優れもの。ペダル式で、ステージで使える物もある。他に持ってるマルチエフェクターにもチューナーは内蔵されてるけど、きっちりと楽器を調整する時なんかは、やっぱり針式じゃないとね。何故か安心できないんですよ・・・。

2005年6月3日金曜日

「小さな命」

ここ数日、息子が学校に行きたがらなくなった。「帰りに迎えに来て。」と言う。「もう保育園じゃないんだからお友達と帰っておいで。」と言うと「いやだいやだ!」と一緒に登校する上級生をも困らせた。う~ん原因は何だろ?まさか虐められてたりするのかな?そんな感じには見えないんだけど・・・。結局妻が一緒に登校した。原因発見!校庭に1年生の朝顔の鉢が並んでる。でも、みんなの鉢にはしっかりと芽が出てるのに、息子のだけ全く出てない。それでも「ほら、この小さいのがそうかもしれないよ。」と指差して妻に見せたのは、枯れそうな雑草の芽。
そうか。自分のだけ芽が出なくて悲しかったんだね。妻は家に帰ってきてから、あまりの健気さに涙ぐんでた。この子はどんな想いだったんだろうと・・・。
妻と相談した結果、あれこれ考えてても始まらないので、初めて担任の先生に相談する事に。先生も気づいてなくて、早速スペアの苗をそっと移植する事になった。本人が学校から帰ってきて、「あのね、今日イモの苗を植えて鉢を見てみたら花が(芽でしょ)咲いてた!」と喜んでた。原因解決!先生はサプライズのつもりだったようだけど、息子には内訳を話した。「困った時には相談するんだよ。」と。これで元気に学校に行けるそうです。ついでに「迎えに来て」の原因も発見。確かに本人の言う通り何名か父兄同伴もあるみたい。でも近所に集団登校する子がいない場合ね。話して聞かせたら理解できたよう。何でも話せる関係作り。できてるようでできてなかったなぁ・・・。反省。今日仕事が終わったら、一緒に元気な朝顔を見に行こう。小さな命に大切な事を教わった気がする。

2005年6月1日水曜日

「凄い人!」

レオ・フェンダーギターやってる人ならご存知のレオ。そう、エレクトリックギターの父です。元々はラジオの修理をやってた。やがてアンプやスチールギターの修理も手がけるようになり、ソリッドボディ(空洞が無い)のスパニッシュ・ギターの開発をした。彼の発明したギターはボディとネックをネジで接合すると言う、それまでの伝統的なギター製造方法とは大きく異なる大量生産が可能で、メンテナンス性にも優れたものだった。彼が作った会社はフェンダー、ミュージックマン、G&L。現在のエレクトリックギターの基準となるものばかり。しかも半世紀前の話となると、いかに先進性に優れていたものだったか。例に漏れず、最初はかなり酷評されたらしい。ユニークなのは、彼は全くギターが弾けなかった事。だから型破りな発想ができたんだ。晩年はパーキンソン病の他に、難聴にもなっていて、ギターにドライバーを当てて、それを耳の骨にあて弦の振動を「感じ取って」いたらしい。だからフェンダーのギターは、煌びやかなトーンなんだ。彼の耳には丁度よく聞こえたらしい。全てが斬新で理に適ったデザイン。特にエレクトリックベースは、彼がいなかったらこの世には生まれてこなかっただろう。現在、私達が当たり前に聞いている音楽も・・・。ウッドベースより遥かにコンパクトで大きな音量を稼げる。誰にでも弾けるギター感覚の新しいベース。USAのミュージシャン・ユニオンでは、職業欄に「フェンダー・ベース」とあるらしい。ひとつの立派な職業なんだ。新しい時代は、全く新しい感性によって生み出されるのだろう。