2007年3月10日土曜日

クイックリペア

ここのところ更新間隔が開いておりましたが、色々ございまして(笑)。取り急ぎ元気ですよとお伝えしておきます。

ところで先日、とある建築事務所からパソコンのインターネット回線の手配とセッティングを依頼されて、訪ねてみたら、そこの女性事務員の方が高校の同窓生だった事が発覚!正月以来なんか高校に縁があるんだよな。しかも彼女は全く同じ組になった事もなく、会話も恐らく3年間なかったと思う。不思議な物ですが、ちっとも変わってなかったのですぐに分かりましたけどね(笑)。で、なんでも2人の息子さんがギターとベースを弾いているそうで、またまた余計なお節介で「いつでも調整してあげるよ~♪」なんて言ってたら本当に頼まれちゃった。携帯に届いたメッセージには、「ギターのポチポチがうまくなくて音が出ない。」とありました。ポチポチってなんだ?大笑いしてしまいましたが、取り急ぎ楽器を受け取り修理する事に。
MG77-VNT ¥95,000神田商会の企画物ですな。
レギュラーモデルがバスウッドボディなのに対し、これはアッシュボディです。好きなモデルなんですよ。私はアッシュボディにブラックピックガードが好みなんですね。木目が見えないものは一切受け付けません(笑)。弾いた感じもしっかりしてます。あ~あこんなステッカー貼っちゃって・・・。中学生だからね、気持ちもわからんではないが、剥がした時に日焼け跡が残るんですよ。覚悟は出来てるのかな?

まずは、ボリュームとトーンのノブがグラグラですので、パネルをはぐって
中を確認。トーンのポットに行ってる白い配線が千切れていました(泣)。ナットをしっかりと締めて半田を付け直し。これで雑音は出なくなり、ハイカットも効く様になります。







ねじ込む段階になって、幾らねじ込んでも止まらない箇所がいくつかあ
りました。ネジ穴がバカになってる。こりゃ一旦埋め木してあげなきゃ。
木工ボンドをつけた爪楊枝を穴と同じ長さで切断して固定し、再度ねじ込むとしっかり止まってくれました。






最大の難関、SWのぐらつき。これが彼の言う「ポチポチ」。ピックアップのSWです。ばらして見たら、表から相当強い力が加わったらしく、締めてある部品がバラバラになる寸前でした。これは意外に単純な構造でしたので一旦分解してから組み直しました。作動をチェックしたら、バッチリ!ちょっと感触は固くなりましたが・・・。良く見ると、キャビティー内には導電塗料が塗ってあります。なんといっちょ前。後から塗ったのかな?アース処理は出来ていませんので、パッシブらしいノイズはしっかり発生してます(笑)。

ついでに弦も交換しましょ。弦はショートスケールなので010をチョイス。
切断はポスト+2個分の辺りがベスト。ペンチで90度に折り曲げてから
切断します。弦は上から下にキッチリ巻きます。2~3回巻きつければ充分です。ここがいい加減だとチューニングが安定しなかったり音が綺麗に伸びなかったりして手が付けられません。しかし、中学生のくせに良い楽器持ってるよな。有難味がわかってないのか小傷が多い。修理代金はいただきませんが、その代わり今後このギターを粗に扱ったりするとゲンコツだよ(笑)。数日預かれば、こっちだって情が移るってもんよ。大事にしろよ(笑)。ムスタングらしい良い音してました。楽器と女性は大切に扱わなければいけません・・・・教訓!

2007年2月25日日曜日

見た目と中身


ピカピカな綺麗な楽器と、くたびれた感じの使い込んだ楽器があったら、どっちを選ぶのかな?もし、サウンドに大差なかったら間違いなく新しくて綺麗な楽器のほうを選ぶだろうな私なら。
オールドの風格は認めるけど、本当の凄さは、やはりそのサウンドにあり、長年オーナーに愛された時間の積み重ねに他ならないと思うんですよね。つまり、他人がつけてしまった数々の傷は、私にとってはただの傷んだ楽器に思えちゃうんですよ。
今月上旬にshinmeiさんと楽器店巡りをやって、彼が以前所有していた楽器(下取りに出したヤツって事ね)を弾かせてもらいましたが、78年のJazzBassは素晴らしかったですね。すっごく重量のあるボディで、弦の振動に全く負けていませんでした。シールドしか使ってないのに、まるでSadowskyの外付けプリでも咬ましたかの様なサウンド。あんなJazzBass初めてだったなあ。ドンシャリなイメージだったけど、意外とMidにキャラクターがあった。鋭いレスポンスは、演奏者に結構高いスキルを求めてくる(笑)。でも、このBassにしたって、ある時点で急に見違えるような変化をしたとは思えないんですよね。元々実力として持っていたのではないかと思うんです。勿論弾き込んだ事によってサウンドは変化するし、予め持ち合わせていたであろうキャラクターが表に現れる事は知っていますし、経験もあります。StingRayBassなんかは典型的でした。然るに、いくら評価の高い年代の物でも、人の愛情を注がれて来なかった古いだけの楽器は良い音を出してはくれませんよ。
で、現在の相棒であるMoonとStingRayですが、優れたオールドを弾いて見て分かった事は、結構良い線行ってるって事。数多く作られた楽器達の中から、偶然奇跡的に優れた素養を持った物が存在し、それが弾き込まれ、メンテナンスを施されて更に弾き込まれる。長く演奏してると、ただ古いだけの楽器と、きちんと愛情を注がれてきた楽器の違いくらい分かるようになってくるんです。しかし、良い音がする楽器は、佇まいだけでも素晴らしいですね。

2007年2月10日土曜日

「やっぱり交換。そして・・・。」

以前、ノイズの発生源だったバッテリーボックスの配線ですが、再び雑音を発生させ始めたので結局交換する事になりました。作業自体は然程難しくはないのですが、部品がね・・・中々入手できないんです。メーカーは、Gotoh(ゴトー)。ペグやブリッジなんかで世界的に有名な国産メーカー。

ネットで検索しても、在庫として持っているところは皆無だった。どこで調べても納期は早くて2週間。部品である以上、交換する事もあるだろうに暢気な感じがするな。結局3週間経って、楽器屋さんから無事に届きました。神田商会㈱から取り寄せたそうです。ってことは現行StingRayの修理用ですな。世界中のバッテリーボックスは日本製なんですよ皆さん!

これに交換する訳ですが、動かして見ると若干改良されてるような感じがしました。軽く動くし、節度もあります。

配線が走っている箇所を確認。黒いコードはジャックへ、赤いコードはポットへ接続されています。

途中で半田付けされて透明なチューブで絶縁・保護されているのが分かるでしょうか?これは、熱収縮チューブと言って、ライターなどで加熱すると縮んでくれる便利な物です。中身はこんな感じになってるんですよ。右側の黒い箱がバルトリーニのNTCT。真ん中の黒い歯車みたいなのが、ミッドカットトリマーです。400hzをカットできます。

古いバッテリーボックスの配線を切断し、新しい物の配線を通します。配線は捩ってないんだ。自分でやらなきゃね。配線自体は結構硬くて、しっかりと癖をつける必要がありました。


先に、熱収縮チューブを通しておきます。これ、なかなか売ってないんですよね。売っていても1メートル単位(笑)。そんなに使う事はないけど、ないと不便な物なんです。これはあぽろんの藤田店長が分けてくれました。ありがとね。

で、いきなり完成後の画像なんですが(笑)、両手でも足りなかったんですよ。手順としては、コードの被覆を先に剥いておいて、予め半田をのせておきます。で、片手に半田ごてとコード、そしてもう片方の手でコードを持って溶接します。熱で溶かして溶接するわけですから、コードを持つ指先は熱い熱い。ちょっと火傷しましたけどね・・・。綺麗に仕上がりました。最後にライターで加熱してチューブを収縮させて完成です。


で、どうなったかと言うとトレブリーな感じが抑えられて、Midが少し良く出る感じになりました。電源の交換でも変化するものなのかな?これは嬉しい副産物でした。こんな部分でも音って変わるんですね。

2007年2月9日金曜日

「一年ぶりの東京」

今週前半は、仕事の都合で久しぶりに東京へ出張でした。当然お楽しみは楽器店巡り。初日は、同級生だった友人達と食事に行く事になっていたので、かる~く済ませる事にしました。向かった先は池袋のイケベ楽器。現在所有してるBassは、何故かここで買ったものなんですよね。StingRayとMoon。縁を感じます。お目当ては、高級楽器じゃなくてFenderJapanをWorkShopFellowがReSettingしたJB。ナット交換やフレットすり合わせなど、細かい所まで手が入っていて、比較的珍しいFenderJapanらしくない重量のあるJBは、ローアクションになってて、明らかに異なる弾き心地だった。「羊の皮を被った狼」的な発想が好きですね。野沢さんの仕事はやはり大変丁寧で、好感が持てるものでした。中身で勝負って感じが好きなんですよ。

次の日は、ここに良くコメントを下さるシンメイさんと渋谷で落ち合う事に。待ち合わせ時間まで余裕があったので、MusicLandKEYを覗いた。雑居ビルを改造した店舗はあまり試奏する気になれず、店頭で呼び込みに精を出す店員さんの姿が少し悲しかったかな。

待ち合わせ場所は、イケベ楽器ハートマン。ここはビンテージ専門店で、貫禄あるオーラを放つ歴代の名器達が陳列してる。程なくしてシンメイさんとご対面。長身の彼はいかにもベーシストらしいナイスガイでした。事前のイメージ通りかな。折角なので試奏させてもらう事に。1966年製JazzBassは、伊藤広規さんと同じ年式。からっとしてて軽量なのに、アタックがとても綺麗だったのが印象的。ただし、残念な事にネックがハイ起き(ネックが根元から曲がる現象)していて、フレット刷り合わせで対処したせいで、ハイポジションのフレットはの残り僅かな状態。ちゃんと直すとなると結構な出費になりそう。素性は良さそうでした。次に、クロサワベースセンターへ。ここでは彼お勧めのロスコーをチェック。但し6弦だったのでまともには弾けません。音は取っても綺麗に伸びてくれました。全くよどみやうねりは無し。弦は残念ながら死んでたんですが・・・。あと、シンメイさんが手放した1979年製JazzBassも素晴らしかった!プリアンプなど何するものぞ!と言わんばかりの強力な個性を発揮してました。これですよこれ!


いよいよちょっと小走りで最大手のイシバシ楽器に到着。ここはハッキリ言って別格でした。圧倒的な売り場面積と品揃え。彼は迷わず高級楽器コーナーへ案内してくれた。店長さんを紹介してくれたり、売り物の楽器のコンディションを教えてくれたり、もしここの店員だったら、優秀なセールスマンになるでしょうね(笑)。


↓彼は店長さん。笑顔がさわやか!


これはマークキングのシグネーチャーモデル。ヘッドレスなのにナットがある。ボディはグラファイト製。何とポジションマークが光るんですよ!


彼がシンメイさんです。


ね?ナットがあるのが分かりますか?なんとベアリングが仕込んであって、ベンディングもOK!ゲージは異常に細くて、これなら誰が弾いてもマークキングになっちゃいます。(笑)。
確か60万以上したと思ったけど、普通に手に届くところに置いてあってビックリ。ここら辺じゃ考えられない。ビンテージも充実。でも、結構普通に売ってるんですよ。価格は普通じゃないけれどね(笑)。


初めて1965年製JazzBassw試奏しました。ハッキリ言って心のどこかに「オールドなんて痛んだ古い楽器じゃん」と言う思いがあったんですが、今回試した65年製は私と同い年なんですね。程度も素晴らしく、良い音がスコンスコン出てくるんです。いや驚きました。世間の評価が高い理由が分かりました。でもね、価格は堂々の¥1,980,000!最近では¥4,000,000超えなんて言うのも珍しくないらしい。下手な株を買うよりも確実ですね。現存数も減る一方だろうし。
やっぱり自分の生まれ年の楽器って、どこかで憧れてる部分はありますよね。


右側のBassが、先ほど話した物とは別物ですがロスコーです。


最後に店長さんがショーケースから出して見せてくれたテレキャスターベース。ペイズリー柄のサイケなこのBassは¥1,575,000。


とっても濃い、濃密な時間でした。今回はシンメイさんの奥様が体調を崩されているらしく、残念ながらゆっくりとお話しすることは出来ませんでしたが、ベーシスト同士は演奏で会話すると(笑)。シンメイさんは大変なテクニシャンです。ちょっと聞けば分かります。行く店行く店、普通じゃない常連である事はよく理解できました。『歩くベースマガジン』と比喩するのは失礼でしょうか(笑)?是非またの機会を楽しみにしてます。今回は大変ありがとうございました!

2007年1月31日水曜日

「心憎い選択肢」

イケベ楽器がやってくれました。その名も「WORKSHOP FELLOW Re Setteling」。”りせってぃんぐ”で良いんだよね?”りせっとりんぐ”じゃないよね?ノーマルなフェンダーJapanをモディファイした企画物の登場です。東京の大手楽器店じゃないと出来ない技です。
全く気がつかなかった選択肢ですよね。有名なところでは、サドゥスキーなんかがこう言ったモディファイでブレークした訳だし・・・。WorkshopFELLOWは、元Moonの野沢さんがやっている工房の事です。私のMoonJB205HSも2回ほどお世話になってます。仕事は大変速くて丁寧、世界の著名なミュージシャンが彼をご指名だそうです。初めてお世話になった時は、セットアップ(仕込み直し)をお願いしたのですが、正規料金は¥30,000。どこをそんなに調整するのかと思ったら、調整可能な箇所すべてに手が入ってました。

まずはこれ。

FenderJapan JBV-105 ¥148,000
ノーマルが定価¥105,000の5弦モデル。珍しくアルダーボディなんですが、なかなかセンス良くまとまってますよね。解説は以下の通り。『作業の内容は、ナット部の作成やフレットの処理、コントロール部の配線といった目に見えない部分が殆どでございますが、一度お試し頂ければその優れたトーンと高いプレイヤビリティがご実感頂ける事と思います。充実した完成度を持つFender Japanの豊かな”鳴り”、その美味しいポイントをさらに引き出した、まるで別の楽器と言っても過言では無い程の素晴らしいサウンドに仕上がっております。野澤氏に手を加えて頂く事でしっかりとした中域を持ちながらも、タイトでよりストレートなサウンドにまとめて頂いております。ややすると不必要にブーミーになってしまう事のあるLOW B弦もすっきりと”鳴って”いる感があり、ハリのあるJBらしいトーンがお楽しみ頂けます。PBモデルと同様のナット幅を採用したネックと、バランスの良い標準よりもやや低めの弦高セッティングが大変に弾き易く感じます。』そりゃそうだろうな。配線を見直せば、サウンドはスッキリするだろう事は想像に容易い。やっぱりナットとフレットは影響が大きいだろうな。既製品は仕上げが雑だから、鳴り方がどう違うのか是非体験して見たい物です。サドゥスキーなんかは、問答無用でリフレット&指板修正なんでしょうけど、ナット交換とフレット磨り合わせ、ネック調整などで、どこまでフィーリングが変わるのか?これは見もの。ありそうでなかった企画です。もうひとつ。

FenderJapan JB75-100US 
¥138,000これは定番の4弦モデル。アクティブ化せずに調整精度を高めると言うモディファイになってます。価格的には、Moonの中古と同じくらい。悩める微妙な価格設定ですね(笑)。でも、機会があったら実際に試して見なくては。地元の楽器屋に入荷しないかな・・・。

ヘッド裏のサインを追加しました。このさり気なさがね・・・良いんです2月1日追記今日見たら、「WorkShop Fellow SetUp」となってました。やっぱ間違えたな(笑)。正しくはRe-Settingだろ?ね?ひろぼー?

2007年1月25日木曜日

「大人気なくて結構!」

実は、図画工作だけは得意だったんです。これだけはいつも「5」。音楽はいつも「2」だったのは公然の秘密(笑)。
先日から、息子がせいかつの教科書を広げて(図画工作じゃないんだ)、次回の授業で作る空き缶工作を見せてくれた。いくつか例があったけど、車好きの彼が選んだのは当然走る物。題して「空き缶レース」。丁度、昔作った糸車戦車の空き缶バージョンですよ。

作り方が載ってるんですが、ちょっと設計に無理があるような気が・・・。ま、いいか。余計な口出しは禁物・・・。材料だけもって学校へ行きました。

学校に息子を迎えに行く度に、「どうだった?上手く出来た?」と聞くと、何故か浮かない顔・・・。楽しみにしてたのに、他の子も含めてなかなか完成しないらしい。2回の授業でも誰も完成させられなかったそうだ。先生も困ってたようですね。何でも、また次回の授業で作るか、自宅で作ってくるか選択できたらしく、息子は自宅製作を選んだ。ん?私の出番かな(笑)?
これが問題の教科書。パッと見は簡単に出来そうな感じなんですが、こう言った工作が好きな人が見ると、机の上で考えただけで実際に走らせるところまでやってないのが見え見え。

・ストローでは完全に強度不足
・ストローが缶の淵に接触し、食品トレイのワッシャーが意味なし
・あんな大きな缶を、普通の輪ゴムで転がせる訳がない
・当然強く巻くとストローが折れてしまう数回チャレンジしましたが、全くダメです。

段々いい加減な教科書に腹が立ってきました。責任者出て来い(笑)!問題点は上記の4つなので、解決策を検討した結果、・ストローを割り箸に変更・アルミ缶では大き過ぎ・柔らか過ぎなので、小さめのスチール缶に変更・輪ゴムは太目の物に変更・缶の淵に割り箸が触れてゴム動力に抵抗が掛からないように工夫する必要がある。以上4項目を実行する事にした。この時点で、殆ど息子から取り上げてます(笑)。ちゃんと手伝わせはしましたよ。


まずは軽量化という事で、小さめのサプリメントの容器で作ってみました。中心には輪ゴムを通しただけの単純な構造。これでも輪ゴムが割り箸を押し付ける力が強くて結構巻かないと動いてはくれません。これはこれで良しと。


で、2作目。最大の変更点は、いかにして割り箸を余計なものに接触させずに動力を伝えるかを工夫をしたと(笑)。そこで現代の利器、インターネットで検索したところ、中々発見できなかったんですが、やっと見つけたページで感心したのがこれ。何だと思います?ボールペンケースの先をベアリング代わりにするんです。ゴムを通過させるストローの先にガムテープで止めて作りました。ここにゴムを通すのが難しいんですが、使い終わったベースの弦で上手く行きました。ギターの弦なら6弦が良いかも。ま、どっちでも良いのですが(笑)。
で反対側のプルトップにゴムを引っ掛けて完成です。で、吟味した輪ゴムでチューニングされたエンジンは(笑)、恐らく他の空き缶カーを寄せ付けない加速力を発揮するでしょう。もう、走る走る♪缶に輪ゴムを巻きつければトラクションもUPするな・・・。こう言うのは任せとけっ!翌朝、大切そうに完成した2台を持って登校する息子の後姿を見て、大人気なさも大事だよなと思いましたね。子供の手に負えない時は大人の出番ですよ。ちなみに塗装やドレスアップは息子の仕事です(笑)。どんな姿になってるやら・・・。

2007年1月20日土曜日

「企業の不祥事」 

ここのところ、さっぱり記事を更新する気になれなくてすっかり放置状態でした。
世間では、その間にも様々な話題が飛び交っているけど、またもや発覚した企業の不祥事。しかも食品大手。例に漏れず内部告発らしいが、期限切れ牛乳に始まり、同じく期限切れのりんご、チョコの箱の中に蛾が混入してたり、今日のNewsではビスケットに金属片が混入してたんだそうで・・・。やっぱり企業姿勢なのかな。
人の口に入るものを、そんな風に扱って平気な会社は、従業員も同じような扱いが蔓延してるのだろう。だから内部告発されるんだろうし、誰も自分の会社を守ろうとはしないんだ。
一旦箍が外れると、次から次へと驚くような実態が白日の下に晒される。現在、スーパーへ行っても、子供の頃から慣れ親しんだ「ミルキー」「カントリーマァム」「ホームパイ」は撤去されて入手不可能。どんなに大手でも、食品会社と言う物は、こう言った問題が起こると一瞬で売り上げがゼロのなるから怖い。失った信用は致命傷になってしまう。
私が社会に出て間もない頃、グリコ・森永事件と言うのがあって、毒物混入の危険性から一斉に店頭から姿を消した事があった。あの事件は結局迷宮入りしたが、売り場が元に戻るまで結構な時間が掛かったよなあ。私はその時、雪印の牛乳関連の仕事をしてたけど、現在その企業も不祥事を内部告発され消滅している。なんとあっけないもんです。
恐らく、毎日の仕事の中で麻痺が蔓延してたんでしょうね。
中にいると、誰もその事に気付かなくなってる。気がついたときには・・・The end。信頼を得る事。大変な事です。「貧すると鈍する」そうです。失うのは一瞬です。

2007年1月13日土曜日

「最新デバイス!」

現代の必需品である携帯電話なんですが、実はあんまり興味がなくって(笑)。

いつもDr.の宗田君に「何かタダのがあったらお願い。」と、型落ちの物をお世話してもらってました。私は最初の携帯だけ東北セルラーで、後はずっとデジタルツーカー⇒J-Phone⇒Vodafoneと一切浮気なし。充分用事は足りてますからね。

しかし、型落ちとは言え新しい機種は機能が進歩してて感心していました。それまで使っていた携帯も2年を経過して、たまに充電できていない事もあったりと、引退の時期が近づいてる事を知らせ始めていた。

で、何気に気になったのが「ゴールドプラン」と言う、公正取引委員会からお咎めを受けた、いかにもソフトバンクらしい(笑)料金プラン。買い物ついでにショップへ立ち寄って聞いて見ると、私の使用頻度なら確実に安くなるらしい。機種変更もしなくてはいけなかったので、検討した結果Goサインを出す事に決定!で、機種はどれにするか?一昔前に比べて本当に多機能になりましたね。すっかり取り残されてます。

でも、大まかに分けると・高画素数のデジカメ機能を持ったもの・音楽プレーヤー機能を持ったもの・ワンセグTVを視聴できるものこんなところのようです。デジカメなんか500万画素ですよ(驚)。でも大容量のメディアは必須。ほぼ2年で機種変更する宿命を考えると、高額で容量の大きなメディアって不経済なんです。

音楽プレーヤーも使うかなあ・・・?個人的に音楽は空気を通して聴きたいんですよ。きっと使わないんでしょうね。i-podが流行ってるけど、これも結構な容量のメディアが必要だ。

と言う訳で、これに決定!<シャープ製 911SH>

機種を選びに行った時、息子を連れて行ったので一番多機能なものになっちゃった。ま、良いでしょう。なんでも料金プランの変更は16日までとの事で、それを過ぎると基本料金¥2,880が¥9,600に戻ってしまうそうで。ナンバーポータビリティーで顧客を獲得しようと言う形振り構わない戦略の恩恵に預かれる訳だ(笑)。ところが、ここで問題発生!何とこの機種は人気No.1だそうで、どこへ行っても品切れ状態。次回入荷の見通しも立たないんだって。さあ困った。一旦機種変更したら2年は使わなきゃいけないし、今更他のは嫌だしなあ・・・期限までにプラン変更を伴って機種変更しなくてはいけないなんて。地元の大手家電用品店を数件回ったけど殆ど在庫を持たずに商売してるんだね。ある携帯ショップでは、「新規の方のみにしか出せないんです。」と言ってた。新規回線の方が美味しいもんね。
帰ってきてから、早速宗田君に電話。
私:「助けてくれない?」
宗:「分かりました。ちょっと時間下さい」
ものの数分で連絡があって、
宗:「ありましたよ~!何色が良いですか?」
流石仕事が速いね。ホントはホワイトが良かったんだけど、1番人気らしく流石の宗田君でも確保できなかった。で無難なシルバーにしました。あるだけでも凄いのに選べるなんて感激だったよ。ありがとね直ちゃん。
で、昨日受け取ってきました。息子を学校へ迎えに行って、その足でショップへ。プラン変更は慎重に。それにしても複雑ですわ・・・生命保険の契約みたいな感じでしたよ(笑)。でも食い下がって質問してたら理解できました(様な気がする)。店員のお姉さんも(勿論歳は下でしょうが)、新入りさんらしいが頑張ってくれました。すっかり息子のおもちゃになってます。完全に現代のテクノロジーから遅れを取ってる事を思い知らされます。ほとんどパソコン並です。取説が電話帳のようです。同じキャリアでも、メーカーが変われば当然ボタンのレイアウトも全く異なる訳で、完全に運転中は使えませんな。ましてやメールなんか・・・いけませんよ!
反面、簡単に操作できるようにも工夫されてて、画面を右に傾けるだけで自動的にTVが起動するんです。メディアを入れると録画や編集まで出来るらしい。パソコンと繋げて使うことも出来るんだって。USBケーブルも要るんだね。
しかし息子よ!TVのある部屋で何も同じ番組を見なくても良いじゃない(笑)?結局、前の携帯も全ての機能を使うことなくお役御免となった訳ですが、この新しい携帯は確実に使いこなせないんでしょうね・・・。でも頑張って見るかな。格闘してみます。

2007年1月8日月曜日

「タイムスリップ」


先週末は高校の同窓会だった。正直な所あまり気が乗らなかったので、案内書が届いた時はゴミ箱へ直行。意外な展開は突然届いた1通のメールから。ある日、画面には何と懐かしい名前が映っていた。その名前は高橋君。私が生まれて初めて人と一緒に演奏すると言う場面にいた人。ギタリストでありドラマー。ま、お互いに当時の演奏は穴があったら入りたい出来でしたが(笑)。何でもWeb同窓会「この指とまれ」で見つけてくれて、このサイトにコメントをくれたと言う訳。現在は横浜在住で正月に帰省するらしく、最終日が同窓会と言うスケジュール。お笑い集団NAMARAの江口君からもお誘いを受けていたので、結局参加する事に。正直高校時代は学校にあまり良い思い出がないんだよね・・・・。ま、でもちょっと楽しみ♪


まずは母校見学会。現校長の計らいらしい。玄関で待ってると、数名の同級生らしい方が何名かやって来た。面影が全くない人も(笑)。もっとも学校では寝てたからね・・・無理もない。集まったのは8名で、かつて過ごした校舎を解説してもらいながら見学。当然設備も充実してるし、進歩もしてる。全く当時のままのところもあったりと不思議な空間だ。27年前に比べて、各段に進路の選択肢が多く案内されてる感じがする。でも、逆にシステム化されすぎていて息が詰まりそう。人間は歯車じゃないんだから・・・。


で、気がつくと「この向こうには体育館があったはず!」「ここは更衣室!」と、徐々に記憶が蘇ると共に表情があの当時に戻ってきてる。えっ?私も?20代で子供が生まれてたら、そろそろ高校生になってる頃だって(怖)。そう言う計算になるよな。


いよいよ同窓会。ホテルに到着すると、何となく当時の面影を漂わせてる方々がそれとはなしに集まってくる。既に「きゃ~懐かしい!」と言う盛り上がりを見せてるところもある。開始当時は、先生方、男性陣、女性陣と固まりになってる(笑)。ああ、こんなところが当時のまんまだ。そこは流石の江口君がかき回しに言った。やるね。彼がやると全く嫌味がない。立食Partyは、会食が始まると同時に食べ物へワッと人だかりが出来る物だけど、歳も歳だから中々料理がなくならない(笑)。特に脂っぽいものは減りが遅かったな。男性陣は、やはり何名か髪型に大きな変化が(笑)。でも、一瞬教職員と勘違いしそうな老け方をしてるやつは少なかったかも。女性陣は・・・ノーコメント。ここも意外な方がご覧になってる可能性がありますので(笑)。でも、当時綺麗だった方はやはり良い感じで年齢を重ねているようでした。ま、どっちにしても気は若いね。いろんな意味で皆当時のままなんだ。


ホテルでの会食は、やっとエンジンが掛かったところで終了時間を迎えた。2時間なんてあっという間なんだ。20数年と言う時間が経過するという事の意味を感じます。当然物足りないので2次会は必須。会場はNAMARAの缶詰カフェ。


始めて入ったけど、ホントに缶詰を売ってた。スタッフは何と全員知り合い(笑)。もっと早く来れば良かったね。ここでのお酒も美味しかったなあ。今回参加して良かったよ。久しぶりに話した人以外に、当時は全く話す事がなかったのに初めて色々話せた人・・・。分かったのは、当時学校に見切りをつけて外に活路を求めた私の事を、結構知っててくれた人がいた事なんだ。認めてくれてたんだ。なんだ少しも知らなかったよ。勝手にイジケてたんだね。もしかして、ずっと引きずってた過去を清算できたのかな。同級生達の立派な責任感ある貫禄を見てると、勇気を貰った感じさえするよ。誘ってくれて有難う。感謝しています。

2007年1月5日金曜日

「正月三箇日報告」

今年の正月は忙しい(笑)。こんな調子で仕事も繁盛してくれる事を願ってますよ。
正月の楽しみは何と言っても妻が作ってくれる雑煮。もう、抜群に美味しいんですよ。鳥肉と出汁ベースなんだけど、透き通った色とすっきりとした味わいが病み付きです。毎日続いてもいいなぁ。今年もいい年になりそうな予感がします。


<元日>まずは、恒例となった業界トップリーダー宅へ年始の挨拶。直接は関係ない間柄なんですが、不思議なほどに目をかけて頂いています。何故可愛がっていただけてるか未だに謎です。他に2件ほどご挨拶しました。


<2日>母親を連れてみんなで白山神社へ初詣。今年もお払いをしてもらいました。息子が厄年で、私は後厄らしい。去年は本厄だったけど、あんなもんなら楽勝ですな。初売りで、どこも混雑していました。そりゃ勝手知ったる元新潟市民ですもの(笑)、裏道をす~いすい。帰り道では、ずっと妻と息子に見せる事ができなかった駅南けやき通りのページェントを見物。歩いて見るよりも、車で通過した方が断然綺麗なんですよね。


<3日>夜中に急激な胃の不快感で目が覚める。2回ほど嘔吐したら、今度は寒気と筋肉痛が襲ってきた。やばいな風邪か?結局1日中何も食べられずに泥のように寝た。人間こんなに寝る事が出来るんだ!ってほど寝ました。あ、唯一プロテインとバナナを冷たい牛乳でシェイクした物だけは飲むことが出来た。ほぼ1日で一気に復活!


こんな感じでしたが、昨日は仕事の新年初ミーティングが2発、本日は兄弟が集まっての新年会、明日は高校の同窓会でひと段落です。禁煙は何の問題もなく継続中ですが、きっと太ったと思います。相変わらず10日に1回のペースで「吸っちゃった夢」を見ると言う副作用には悩まされておりますが(笑)。今年は良い年になりそう。さ~て、これから風呂にでも入って弦でも張り替えるかな。

2007年1月1日月曜日

「謹賀新年!」 

新年明けましておめでとうございます。
新しい1年の幕開けです。誰もが未来に希望を託して生まれ変わった自分に誓います。
今日は、そのスタートの相応しい良い天気です。さぁ!ワクワクして今日からまた生きて行こう!そう誓いました。
今年も宜しくお付き合いのほどお願い致します。