2006年7月30日日曜日

「パソコンじゃないんだから」 


Ibanezエレクトリック・ベース回収アップデートご協力のお願い 「平素IbanezならびにIbanez製品をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。さてこの度、Ibanez エレクトリック・ベースの一部モデルにおきまして、「006P-9V乾電池の極性を誤って逆にセットした場合にEQ回路が損傷を受ける」という状況が確認されましたため、至急ご報告申し上げます。3月29日現在、弊社ではすでにお求めいただきました製品のバッテリー供給方式を「スナップ方式」にアップデートさせていただくご用意にございますので、下記に該当する製品をお持ちのオーナー様は、至急お求めの楽器店またはお近くの楽器店までスナップ方式へのアップデートをご依頼下さいますようお願い申し上げます。詳細につきましては下記をご参照下さい。」便利なんだか不便なんだか・・・。個人的にはバッテリーボックスって嫌いなんですよ。知恵の輪じゃないんだから!開けにくいったらありゃしない(笑)。こんなもん、たまにしか開けないんだからしっかりとネジ止めしておきたいんです。でも、最近のはみんなこれを採用してる。で、このメーカーの対策がこれ。これが一番確実だって。良いんじゃない。でも、アップデートって言う表現は何とかなんないのかな。聞こえはいいけどね(笑)。なぜ「リコール」と言わないんでしょう?イメージが悪くなるのかな(笑)。

2006年7月29日土曜日

「YouTubeで発見!」

最近、時間があるとココで探し物。何がって、昔見た映像や未だ見た事のないものがザクザクあるんです。
で、私がベースをやる事になった原点を発見!
http://www.youtube.com/watch?v=y_BnJM_apS8&search=Taste%20of%20%20Honey
「A Taste Of Honey」のジャニス・ジョンソン姐さん。私思うに、世界一ジャズベが似合うセクシーな女性です。このバンドの出世作となった「Boogie Oogie Oogie」。この年のグラミー賞の新人賞は、TOTOやカーズを抑えてこのバンドが受賞。もう、当時の私には衝撃的な出会いでした。ベースと言う楽器を初めて意識させてくれました。この頃は、恐らく凄い数のロードをこなしていたのでしょう。もっと評価されても良い筈なんだけど、現在では、ジャニスがソロになって活動を続けてるようです。是非ご覧下さい!変にオーバープロデュースされる前の一番脂の乗ってる名演です!どことな~く鈴木紗理奈に似てるんだよな・・・。

2006年7月25日火曜日

「これは良いかも」

イケベ楽器のサイトでこんなの発見しました。StingRayの2EQサーキット搭載モデル。
しっかりとアーニーボールしてるんだが、どこかレトロな雰囲気が・・・。カタログでは2BandEQのオプション設定が記載されてるけど、実際に搭載されてるのは滅多に見かけない。「日本中探しても手に入らないレア・オーダーモデル!」だって。ホントかな(笑)?

ネックは、しっかりと6点止め。コンター加工もされてる。4点止め&スラブボディで十分なのに。バッテリーボックスも便利だけど、滅多に交換しないから別に・・・って感じ。かえって接触不良の不安があるんですよ。ネック裏もスカンクラインが無いって事は、メイプルの指板を貼り付けてるな。所謂「貼りメイプル」。サーキットのコントロールは、上からボリューム、トレブル、バス。「EQはブーストオンリー」と書いてある。って事はセンタークリックは無いんだな。オリジナルモデルはトレブルがカットのみ、バスがブーストのみな筈。周波数設定なんかも変更してるんだろうか?製造年によって違うんですよ。でもって、トップジャックになってる。こっちの方が、演奏中にシールドを踏んづけて抜けたりしないんですよ。このボディ、良く見ると継ぎ接ぎの無い1ピース!なかなか綺麗な木目です。大のアッシュ好きな私としては誘惑の世界です。ここのメーカーって、絶対に2ピース以上の継ぎ接ぎをしないんですよね。関心関心。

ヘッドのアップ。特許を取得したと言う修正ナットが見えます。イントネーションが向上すると言うこの部品は、今後標準搭載されるのかな?これって交換の時が心配。いちいち神田商会から取り寄せになるのかな?ワンオフで作らせたら高そうだし。現行StingRayを買うなら絶対にこれかな。ジャックの位置が変わるだけで結構印象って変わるんだ。人と同じが嫌なへそ曲がりな私にはピッタリかな(笑)。レトロ&モダンな逸品です。

2006年7月21日金曜日

「お手合わせ」

昨日、実に半年ぶりのスタジオ入りでした。と言ってもフェイフェイではなくて、最近ここにコメントを入れてくださる「ぐるまんさん」とのお手合わせ頂く事になった訳です。全く面識はなかったんですが、メールをやり取りさせて頂く過程で何人もの共通の知り合いがいる事が判明。やはり世の中は狭い物です。
「はじめまして~!」と挨拶しながらも、そこは経験を積んだミュージシャンですから、テキパキと機材のセッティングが進みます。グルマンさんも中々の機材番長でした(笑)。買ったばかりのKジルをセッティングされてます。ピカピカの新しいシンバル。なんでもキーボードとギターを新調して、もうじきアトリエZでオーダーしたベースも届くそうで(憧)。オーダーで物を作ってもらった事なんてないもんなぁ。あ、昔スーツをセミオーダーしたっけ。でもセミですよセミ(笑)。

残念ながらメンバーを揃える事は出来なかったので、初めてCDに合わせて演奏してみる事にしました。半年振りに立って演奏しましたよ。なかなか感覚が掴めなかったけど、生身のドラムはやはり良い物です。グルマンさんのドラムはバスドラが印象的。ヒタっと来ると言ったら良いでしょうか。何とか各パートを集めて仕切り直しと行きたい所です。きっと歌物で本領を発揮されるのでは?と勝手に解釈してました。

ところで長年の相棒StingRay。ここの所、修理中のMoonに変わって主役の座を独占しております。休ませておいたのが良かったのか、素晴らしいコンディション。ブンブン鳴ってます。オーディオの音量は結構大きくしたけど、まあまあ抜けていました。小さい手のくせして幅の広いネックが好きなんですよね。

2006年7月17日月曜日

「No!ダメダメday Vol.?」 

昨日は連休も中日。妻はバレーボールの試合に参加してるので、息子と1日付き合う事にした。何回目かの「No!ダメダメday」。未熟な親の私にとっては修行の一環である(笑)。
便利なインターネットを使って、催し物の開催時間を確認。週末に封切りとなった映画のイベントで、それぞれ開催時間が近い。でもって、それぞれ限定30名とか50名なのだ。もしかしたら、順番に参加してるとあぶれてしまう可能性があるので、息子に優先順位を決めさせた。この夏は「カーズ」と「ポケモン」なんだそうだ。

こう言ったイベントは、午後から参加すると駐車場が混雑してて待ち時間が恨めしくなるときがある。今回は早起きして午前中に会場入り。フロアに降りると、早速人だかりが。ピカチュウと記念撮影だ。でも、時間が時間なので、それほど混雑はしていない。よし!並んじゃえ。

今回のスケジュールは以下の通り。

・ペーパークラフト体験(限定50名)

・ピカチュウと記念撮影(限定なし)

・「カーズ」チョロQレース(限定30名)

まずは、11:00から映画の宣伝に付き合って記念撮影。そこそこの人数だったが、順調に進んで無事パチリ!

ホンッと好きなんだね(笑)。先月、TV局のイベントにも来てたけど、ちょっと汚れてたよ。お仕事忙しいのね・・・。ありがとピカチュウ。1番のお目当て「チョロQレース」は、11:30からの参加受付。申し込みを済ませてマクドナルドで早めの昼食。ここでも景品は「カーズ」のおもちゃ。一切「ダメ!」を言わないのが本日の趣旨。息子はニコニコ。12:00前に再び会場に向かった。まだ未発売のおもちゃを使ってのレース。息子は早速チェックを入れている。コースアウトすると失格だそう。ってことは真っ直ぐに走らないのか?やっぱり!彼は1台1台吟味してた。予め選んでおいたマシンを受け取って場所を陣取る。あ、真ん中を選んだな(笑)。私まで大人気なく真剣に対策を伝授したりして。

5台で一斉にスタート!ところが、余りに早かったのでスタッフの方がパニックになっちゃった。「今のは練習ね~♪」とお姉さん。たった今、「1発勝負ですから」と言ったのに(笑)。で、仕切りなおして再スタート。やっぱり、各マシンとも在らぬ方向へ走りまくる。結果としては、実は2回とも息子の勝利。記念品はステッカーとキーホルダー。

終了後、流石に吠えてました(笑)。その後、トイザラスへ行って「何時間飽きずに見てるんだろう?」と思って黙って付き合ってたら、実に3時間経ってました。気が済んだかな?で、おやつを買っておばあちゃんちへ。武勇伝を自慢して満足そうでした。帰りにBMWがパンクして急遽スタンドで修理する羽目になったり、なかなかエキサイティングな1日だった事でしょう。結局は親の修行に付き合わせただけだったりして・・・。でもね、「ダメ!」と言う言葉を使わなかった日は、とっても情緒が安定するんですね。毎日がそうなるようにね・・・頑張るよ。

2006年7月11日火曜日

「お気に入り~時計」


現在愛用してる腕時計は、「SEIKO 5」。多分組み立てはアジアかも。国内ブランドなのにMade in~なんて珍しくなくなった。これはオートマチックと言う名のゼンマイ自動巻きと言う奴。昔はクォーツの秒針がカチッカチッを動くのが憧れだったけど、何故か旅行先で止まっちゃうんだよね・・・。コストの関係なのか、このオートマチックの時計と言うのは舶来(?!)高級ブランドが殆どだ。そんな中、逆輸入品として結構人気あるんですよこれ。信頼性がありつつもチープな感じがたまりません。オーソドックスな王道を行くデザイン。もうじき2年が経とうとしてます。全く気を使わなくて良いし、価格も手頃。¥5,980だったかな?もっと普及すると良いのに・・・。もうひとつの時計はORIS。スイス製で、3万円位だった。これは10年前に買ったものだけど、皮製のベルトって毎年ダメになってしまいます。以前のベルトもボロボロになって、すっかり使わなくなっていた。ビートはこちらの方が細かくて、狂いも少ない。何より秒針が止まってくれるので、ピッタリに時刻を合わせる事が出来る。日付表示も全部「赤」で、毎日が休日気分なのも素晴らしい(笑)。先日買い物ついでにベルトを新調した。雰囲気が少し変わったけど、これはこれで良しと。有名な高級モデルじゃないけど、これもお気に入り。秋になったら汗もかかなくなるし使ってみようか。造りはスイス製が断然上!

「訛ってた」

JBが修理中なので、現在StingRayと格闘中。このベース、パンクキッズにも中々人気だそうだけど、相変わらず価格も高いし、生半可な技量じゃ弾きこなす事は難しい。








以前、左手の押弦の重要さを書いたけど、これはモロに出来不出来が露呈する。JBと同じ押さえ方では全く抜けません。ピックアップが1つしか付いていないけど、それだけに右手のピッキングニュアンスが要求される。熟練したプレーヤーは、要求されるニュアンスを出せるけど、ハイパワーを期待するだけだとガッカリするかも。

JBは、アタックの強さによってピークがハッキリと現れる。ニュアンスもまるっきり異なる感じになる。抜けも良い繊細なサウンド。対するStingRayは、ボトムの太さが最大の売り。アタックに強さによってピークが現れる事はないが、倍音が変化する。何かこう、ザラついた良い感じになるんです。ハッキリと言っちゃうと、腕が訛ってました。最初は全然良い音が出せなくなってた。例えて言うなら、クラッチの重いスポーツカーみたい。2~3日弾いてたら感じが戻ってきました。やはり慣れ親しんだMusicmanサウンド。幅の広いネックと重たいボディ。ブンッと弾いたときの唸り方など、他のベースでは得られない独特の物なんですな。そろそろ曲がっていたヘソも治ってきたかな?良い感じで鳴ってくれてます。良い楽器は、良くも悪くも弾いた通りの音が出ます。そう、弾いた通りなんです・・・これがまた。


2006年7月10日月曜日

「人生において最も・・・。」  

先週末、師匠の話を聞いてくる機会があった。この方は、元日本チェーンストア協会の会長などを歴任された、某大手企業の重鎮だった方。何の因果か不思議な縁でお世話になっている。そこでの言葉が何とも印象的だった。「ズバリ言うわよ!」どころじゃない。そこでの言葉をちょっと紹介・・・。
・人生において最も賢い人は、人の話しを聞ける人である。 
ついつい・・・ごめんなさい。
・人生において最も強い人は、自分の感情を爆発させない人である。
 うぁ!やっちゃった・・・。スミマセン。
・人生において最も豊かな人は、足る事を知っている人。今の状況に感謝できる人。そこからスタートできる人。
 これは少しずつ分かってきたかな。
人間は感情の動物。勘定ではない。
汗場(人のために汗をかく)、観浄(心の眼で観る)。
勘定と言うのは最後に合う物だと。損得を追い求めて、結局損をすると仰られた・・・耳が痛い。

2006年7月5日水曜日

「やっぱり里帰り」

最近のお気に入りMoonのJB。不調の原因もハッキリとしてきた。まず、悩まされ続けている4弦のウネリは、やはりダダリオの製造不良。しっかり「捻れて」います。責任者出て来い!!!(怒)ところが、新たな問題発生。一般には定評のあるバダスブリッジのサドルが、チューニング時に鳴いてしまいます。弦を巻いていくと「カキン!コキン!」と何か引っかかってるようです。普通、こう言った場合はブリッジ部分だから音程が下がるはずなのに・・・。ナット溝の調整不良なら音程があがるのは理解できますが。全く持って謎です。それと、ナット溝の磨耗(泣)。えっ?もう?6フレットを押さえて4弦を弾くと、ナットまでの弦がフレットに当たってビリつきます。こればっかりは交換するしかない。昨年セットアップに出した時、溝を漁ったんでしょう。えらく弾きやすいのは良いけれど、これじゃね・・・。たまらずにMoonへ電話した。山崎さん(社長さんかな?)が覚えていてくれた。うるさい客リストに入ってたりして(笑)。やはり、預かって現物を見てみないと正確な診断ができないと言う。そりゃそうだ。でもね、長い間預けたくないのも人情なのよ。結局前回¥25,000も払ってセットアップしたのに何にも良くなってなかった。山崎さんも悪そうにしていて、「ナット交換以外は無料で結構ですし、価格も抑えます。」と言ってくれた。でもね、ここでナット交換すると、工賃が¥8,000なんですよ。「失礼ですが・・・。」と、もっと工賃の安いイケベ楽器WSRに依頼するか迷ってる事を相談した。工賃¥5,000だし、購入者特典で2割引なんですよ。って事は¥4,000。そしたら、「現在、修理・調整は以前うちにいた野沢さん(ワークショップ・フェロー)に依頼しています。元々製造していた人間なので確実かと思います。WSRの額田さんも、お弟子さんだったんです。」と教えてくれた。へぇ~そうだったんだ。なんとまあ狭い世界。じゃ、折角なんでお師匠さんにお願いする事に。お金は頑張って稼げばいいや。で、納期は?えっ?現在混んでいて3週間!何とか割り込ませますとは言ってくれたけど、ちゃんと診て欲しいし・・・。宜しくお願いします。しっかり梱包して実家へ向かいました。早く帰っておいで!と言う訳で、当面はStingRayで行く事になりました。注文した弦も、明日には届くし、久しぶりに暴れてみるかい?