2006年2月28日火曜日

「すっごいの発見!」


また例によってWebで彷徨ってたら「?!?!?!」なHPを発見!軽井沢のあるペンションですが、とんでもない企画をやってます。あの辺、行った事は無いんだけどスタジオ付きのペンションが結構あるようだ。しかし、ここはイベントが凄い!何がって、私の憧れのリズムセクション「青山 純&伊藤 広規」が直接レッスンを付けてくれると言うもの。ぜ~んぜん知らなかった。もっとも「本年の申し込みは終了しました」って事で、開催日がいつなのかも全く不明。「本年は」って事は次もあるのか?当分チェックが欠かせないなコリャ・・・。内容は、○レッスン概要(予定)第1日目 午後7時から9時までにペンションにお着きください。午後10時より 伊藤広規氏 青山 純氏を交えてレッスンのレクチャー及びウエルカムパーティー第2日目 朝食後 レッスン 昼食後 レッスン 夕食後は伊藤広規氏青山 純氏とセッション 練習終了後はパーティー第3日目 朝食後 セッション 兼 発表会これで¥44,000!現地で申込者の中からバンドを作ってのレッスンらしい。フェイフェイの基本セクションの研修にどうかな?借金してでも行きたいなあ・・・。

2006年2月26日日曜日

「まもなくリリース」


親分マスタリングお疲れ様!ひろぼーにお願いしていたインデックスと歌詞カードが出来上がってきた。さあ、こうなるとお約束の「家内制手工業」が始まる。もう、気分は内職のおばちゃん状態。まず、パソコンに向かってCD-Rに焼き付けつつプリンターで盤面をプリント。初回プレスは50枚。せっせとやります。せっせと・・・。続いてインデックスカードを切り取ります。ミシン線も最近のはよくできてて、山谷に1回ずつ折り曲げると簡単に余白を取り去る事ができる。CDケースをばらして・・・、気をつけないと「パキッ」と割れてしまう。裏表紙と表紙を挿めたらCDを入れて歌詞カードを忘れずに。フィルムケースに入れて一丁上がり!最初の1枚が完成した時は感動モノです!1枚・・・また一枚と出来上がってくると、机の上はこんな感じです。もうぐちゃぐちゃ(笑)。内職やってる人のテーブルは、どこもこんな感じだった。まあ良いけど(笑)。で、ここまで来て歌詞カードに誤植発見!との連絡が・・・。正確には確認が不十分だったようです。親分がひろぼーに渡したDataが確認不十分だった。急遽印刷し直して差し替えすることに。思いの沢山詰まったNewアルバム。完全なる手作りだけど、それを全く言い訳にしてない素晴らしい出来映えです。フェイスtoフェイス結成10周年記念アルバム「History」。是非お求め下さいな(笑)。¥2,300でまもなくリリースです。

2006年2月24日金曜日

「おまけ」  


たま~にコンビニの缶コーヒーの陳列棚を見てると、おまけが付いてる。グリコ世代なので、こう言うのに弱いんだな。今、ジョージアを買うと、BMWのミニチュアが付いてくるっ!なんと珍しい事にパッケージに中に何が入ってるか書いてある。これは親切!手当たり次第に買わなくていいモンね。好感が持てます。チョコエッグも見習って欲しい(笑)。で、これは現3シリーズの先祖となる2002のTurbo。台が缶コーヒーのキャップなんだから、相当小さいのがわかるかな?1/100だって。ちゃんとBMW公認。かなり細かいところまで作り込んである。玩具にしてもお菓子にしても、子供時代に流行った物が続々とリバイバルされてる。完全にターゲットにされてる世代だ・・・。でも、缶コーヒーは体に悪いからね・・・。未開封な物が溜まるんですよ。

2006年2月22日水曜日

「こんなのあったんだ」 

つらつらとネットを見てたら「?」な物を発見。ダダリオストレートパッケージ。こんなのあったんだ。ベース弦を買い続けて20数年、初めて見ました。弦って大抵Made in USAなので、結構ラフなんですよね。パッケージの中でキツク巻きつけ過ぎて、解いた時に変な巻き癖が付いてるなんて当たり前。梱包だけでも日本人をパートで雇ったら?なんて思ってしまいます。ところでこの弦、Web上でも初めて見かけました。名古屋の楽器店。他にストレート弦って言うとアトリエZやInnerWoodの頑固弦しか見たことない。他にもフォデラのストレートも売ってました。セールスポイントは、やはり捩じれの少なさ。良いなあ・・・。通販だと結局丸められちゃうから意味なんですよねぇ。いつも使ってる弦のストレート物は魅力です。ごみも出ないし売れると思うけどなあ。価格も¥2,000!InnerWoodの頑固弦は、1回試したけどMidが強すぎて使い物になりませんでした。頑固なのはいいけど、個性が強すぎるのはちょっとね。こちらは店頭価格¥1,200と格安。最近では珍しくなった飾り糸が付いてて、いつも使ってるゲージは何と趣味の悪いショッキングピンク(笑)。あ~あ恥ずかしいよ。XL-160,165,170の3種類でした。サウンドの方は、「パッケージの物より1.3倍新しい感じ」だって。欲し~い!

2006年2月20日月曜日

「NewStingRay!」

Musicman StingRay 2Pickups

これまた先日のNAMMショーで発表されたNewStingRay。ピックアップが2つ付いてる。でも、こんなの作るんだったらセイバーを再発売してくれれば良いのに・・・。これはアニバーサリーモデルじゃなさそうなのでレギュラーラインナップになるのかな?ピックアップセレクターがついたのでバックザグリがあり、バッテリーボックスが1つという事は9V仕様のプリアンプ。この仕様は、既にアトリエZやイケベ楽器WSRがやっちゃってるんですよね。e-bayでは$1,399と言うプライスが。適正価格ですね。日本では神田商会がボッタくり過ぎ!ノーマルのStingRayが¥300,000なんてどうかしてるって。でもね、こんなの見てるとセイバーって良いな~なんてムクムクと・・・。いかんいかん(汗)。夢リストに入れとこう・・・。

2006年2月19日日曜日

「30周年記念モデル」


今年はMusicman StingRay発売30周年。20周年のときは、ぶぎ兄さんが使ってる派手な銘木をTopに奢った限定モデルが発売になったので、絶対になんか出してくると思ったら案の定・・・。NAMMショーで発表になったらしいが、これがそうだったのか。何故か輸入元の神田商会では未発表なのに、サウンドハウスのHPに出てた(謎)。スペックはマホガニーボディで裏通し。マッチングヘッドで記念ロゴ入り。それ以外目立った仕様変更はないようだ。修正ナットも付いてない模様。しかし、マホボディなんて大丈夫かな?ベースではギブソンやエピフォンなんかのウォーム系でしか採用してないよな。フェンダーなんかもそうだけど、なんでボディカラーによって材質を変えたりするんだ?StingRayの場合、オリジナルではナチュラルとサンバーストがアッシュ、それ以外はアルダーまたはポプラ。音色が変わっちゃうって。アーニーボール以降はカタログに「セレクテッド・ハードウッド」なんて記載してる。木目を見ればバレバレのナチュラル以外は内緒なのかな(笑)。実はオールドでこのカラーあったんですよね。ウォルナットブラウン。ブラックピックガードも合格。これでアッシュボディ、コンター無しだったら・・・。なんか・・・気になります。

2006年2月17日金曜日



開始から約4ヶ月。ようやくマスタリングが完了した。親分お疲れ様でした!


今回は完全なるセルフプロデュースでの製作となった。現在のメンバーになって初めてのアルバムだから気分的にはファーストアルバムかな。今となっては手遅れだけど、もっと「あーしとけば良かった」とか「こーしとけば良かった」とかあるけど、レコーディング=記録だもんね。成長記録という事で割り切ろう(笑)。でもね、自信を持ってご紹介できますよ!


で、私なりにフェイフェイというバンドが産声を上げてから10周年を迎える記念となるアルバムに収録された楽曲達のレビューを紹介したいと思います。

・See+Say=Do!

Saxの加藤さんが参加して最初に完成した曲。ベースの印象的なフレーズから始まります。ギターは何とエレガットを使用。これが意外にマッチ!新コーラス部隊もパワフルです。手の大きな親分が作ったフレーズは苦労しました。指に「See+Say=Do!たこ」ができました。



・Passion


軽快な16Beatのナンバー。ちょっとカシオペアっぽい?!サビの広がり感が爽快です。Liveでは何度か演奏してましたが、ようやく収録されました。全曲中1番ハードなナンバーかもしれません。・春風なんとこの曲、デモの段階でベースはスラップで弾かれてました。でもシックリとこなかったんで、親分と試行錯誤の結果この様に変更しました。一番好きなベースラインなんですよね。キーボードが何とも素晴らしい音色を奏でています。それにご機嫌なSaxが彩を添えています。


・青空の向こうへ


昨年、息子が通っていた保育園からの依頼で制作。親分もそこのOBだったので、並々ならぬ思い入れのある曲です。こんなカッコイイ園歌を持ってる保育園ってあるあな?今回はボーカルパートが新しくなっています。ギターソロがとても素晴らしい仕上がりです。SEの子供達の歓声は、お遊戯室で録音してきた物です。この曲のみStingRayを使っています。


・In the sky


唯一のバラードナンバー。イントロのアルペジオが印象に残ります。親分が書くと、こう言う曲も良いんです。


・I can do it


1st「7th Groovin'」でのナンバーを録り直しました。リズムセクションは、簡単そうでいて結構複雑な事をしています。Saxを加えた事で、全くカラーの異なる雰囲気にする事ができました。


・First Cristmas


是非X'masソングを!という事で出来上がりました。今回は親分の一人多重録音です。コーラスアレンジもYoppiiiが素敵な彩り。蝋燭に照らされたケーキが思い浮かぶ感じ。制約が少ない分だけ伸び伸びしてるように感じるのは私だけかな(笑)?親分がベースを弾いています。・明日へ~自分らしく~記念すべきフェイスtoフェイスの第1作目。イントロに流れる古い音源は、当時のカセットから落としたそうです。当時はギターの吉田さんとたった2人の作業だったんだって。その割りに大作志向(笑)。


・Be Good!


この曲も1st「7th Groovin'」からの録り直し。コーラスアレンジに関しては、個人的にこれが1番のお気に入り!リズムセクションに関しては、粘っこくできました。フリースペースが多い曲なので、レコーディングバージョンにも拘らず、結構みんな頑張ってます。各自の特長が1番現れてるかもしれません。


・History


最新曲です。しかし、レコーディングの段階では皆で合わせる事がなかった曲でもあります。親分の曲にしては珍しく8Beatで構成されていて、ソロパートでは、なんとギターとSaxのバトルが!見事に絡んでいます。


・夢の続き


これまた本邦初公開!親分の弾き語りです。メンバーも増えて、大編成になってくると、こう言うシンプルなナンバーが映えますね。以上11曲。どれも大切な曲ばかりです。4曲目以外は全曲Moon JB205HSを使用しました。とてもクリアでジャズベらしさが上手く出てるかな。もうすぐ皆さんのお手元に届けられると思います。是非聴いてくださいね~♪

2006年2月14日火曜日

「バレンタインデー」


今日は2月14日。バレンタインデーですな。実は、日曜日にちょっと早めのチョコレートが届きました。私にじゃなくって息子に・・・。大好きな彼女が居りまして、何でも結婚するんだとか(笑)。凄い雪が降る中、おとーさまと一緒に届けてくれました。こんな可愛いの。やっぱりね、気持ちって伝わりますよ。ちっちゃくても、ちゃんと女の子してるじゃん(笑)。ムースなのかな?彼はあっという間に食べてしまいました。ちゃんとお返ししろよ・・・。

2006年2月13日月曜日

これは一体何でしょう?ベーシストの皆さんならお馴染みのブリッジカバー。JB75-94に取り付けられてた物です。Fenderのカタログを見ても「アッシュトレイ=灰皿」となってます。昔は、スポンジミュートが取り付けられてて、ちゃんと目的があったらしけど・・・。現在では物好き以外使ってる人は見かけません。シールド効果を狙ってるらしいけど、ちゃんとノイズは出ます(笑)。サウンドが円やかになるという人もいるけど効果の方は「?」です。ピックアップフェンスは見た目も含めて利用価値は辛うじてあるんだけど、これは取り付けても邪魔なだけです。でも!でも!何かそそられるんですよ。この何ともベースギターらしい大袈裟さ加減が堪りません。Fenderが今と違って、まだまだ高嶺の花だった頃の憧れなんでしょうか。「F」の文字が持ってる威厳は私の中でまだ生きてますね。グレコなんかは「G」とプレスしてましたっけ・・・。何故かジャズベのカバーだけ「F」がプレスされてます。プレベのはツルンとしてます。で、使い道のないこのブリッジカバー、磨かれて飾って置いています。アッシュトレイって俗称なんでしょうが、罰当たりな気がして・・・。とても灰皿としては使えませんよ。

2006年2月11日土曜日


Moon JB205HS
1日に数回チェックするHPが実は決まっていて、やっぱり頻繁に更新されるページは、こちらも頻繁に見るようになりますね。約1年前にイケベ楽器のHPでUPされるとほぼ同時に注文した物。画像だけで判断するって危険だったけど、メーカーとお店の信用度でGOサイン!「新品同様」って言うし・・・。届いてみたら、結構小傷が。勿論演奏に支障は一切ないけど、弾いた形跡もないという不思議なベース。完全なるバクチでした。長男育ちなもので(笑)、初めて中古品を買った訳です。このメーカー、エレクトリックギターで様々な素材を使って「コンポーネント」という概念を導入した草分け的な存在です。変わった銘木や、好みのピックアップを組み合わせて職人が1本1本丁寧に組み上げる。でも、はっきり言って好きじゃなかった。なんか優等生的で、個性に乏しい感じは否めなかった。ところが、バンドの方向性によって事情が変わった。より信頼性を求めるようになって、アクティブJBが必要になっていた。アトリエZやサドゥスキーも素晴らしいけど、意外な選択肢だったのかも。サウンドの方は、典型的なバルトリーニの音。没個性的かも知れないけど、アンサンブルは安定します。このプリは多くのメーカーが採用してるので、組み込み精度が差になって現れます。エボニーの指板は結構厚さがあって、ネックの剛性、弾いた時のレスポンスは申し分なし。量産品と違って、殆どのポジションで綺麗に振動してくれます。ラッカー仕上げじゃないのも気が楽。トレブルは結構きつくて通常1~3です。バスは5。音色をフラットに近づけるために使用します。コントロールパネルの中にミッドカットトリマーがあって、400hzをほんの少しカットしてあります。少量生産で職人技を提供しているメーカーに元気がないのは残念な事です。様々なシーンに抜群の安定感と信頼性で応える。このメーカーは、もっと評価されても良いと思いますね。

2006年2月10日金曜日

「My Bass~侮れないスタンダード~」


Fender Japan JB75-94US

長い間、苦楽を共にしてきたStingRay。だけど、1本だけ酷使するのも気が引けてきた。と言うのは言い訳で、ある程度どんな環境でも融通が利くベースが欲しくなった、つまりは浮気心・・・。元々、伊藤広規サンの大ファンなので前から欲しかった事は事実だけどね。巷にあふれてる62年モデルだけは嫌だった。ブロックポジで、フィニッシュはやっぱりナチュラル。木目が見えてないと許せません(笑)。このベース、元々はピックアップフェンスとブリッジカバーが付いてる神田商会の企画物。で、フェンスのみ残してブリッジはバダスに変更。ノブはストラトタイプに。75年モデルならこれが正解なんですよね。で、お決まりのサウンドインプレはと言うと、日本製でも流石のワールドスタンダード。レンジは狭いくせにアタック次第できついピークが出る。アッシュでも中音域に特長があり、スラップすると何ともジャリッとしたクリスプな倍音が気持ち良いんです。ネックも個人的にはRがきつめな方が楽です。チョーキングなんてしないし。軽いスワンプアッシュのボディは、カラッと乾いたサウンドを奏でます。シンプルなだけに誤魔化しの利かない世界基準。か弱さと独特の存在感。さすがフェンダー!

2006年2月9日木曜日

「久々の東京~目の保養~」 


ホント何年ぶりに東京へ行ってきた。泊まったホテルは両国のビジネスホテル。朝になって国技館の真正面だった事に気づいた。古い建物の多い街で、当然相撲関連の店ばかり。前の晩は、懇親会とかで寺尾関のちゃんこや「寺尾」へ行ってきた。値段は一流だったけど、味の方は・・・?!まあノーコメント言うことで。2日目は、渋谷へ繰り出す事にした。楽器店を駆け足で見て周ろうと。普段Webや雑誌の広告しか見てないので、勝手に大きな店舗をイメージしてると、いずれの店もずっこけるほど間口が小さい。今回のターゲットは、18年ぶりに訪ねるイケベ楽器。池袋店でStingRayを買って以来だ。満員電車に揺られて10:00に到着したけど、どの店も開店は11:00(泣)。東京は、とにかく歩かされる。新潟ではこんなに歩く事なんてないもんなぁ。何とか1時間ぶらぶらして開店と同時に見て周る事にした。渋谷駅西口周辺でイケベ楽器の店舗はギター関連だけで5店舗!まず最初にハートマンギターズを覗いた。10:55。朝礼をしてるようだ。スキンヘッドの見覚えのある顔。以前StingRayでお世話になったチーフリペアマンの額田さんかな?11:00。開店と同時に表で煙草を吸い始めた。近寄っていって挨拶をした。「その後、調子はどうです?」「お蔭様で。」「どうぞ。ゆっくりと見てって下さい。」と店内を案内された。20万円台の70'sフェンダーを発見。とても綺麗なコンディションだった。66年のジャズベは¥1,200,000のプライスが・・・。店内はブティックの様な雰囲気。何なんだろう、あの時代の波を乗り越えてきたヴィンテージの貫禄は。自分が買うには・・・現実的ではないな。で、パパッと他も見てから渋谷店へ突入。入り口はLivehouseっぽい感じ。しかし、中に入ってみると広い事に驚く。在庫数も新潟では考えられない。大まかに新品の分類は、・国産ビギナー向けモデル・国産レギュラーモデル・輸入高級モデル・銘木を使用した国産・輸入モデルと分けられてた。銘木コーナーには、正に「床の間仕様」の美しいベース達がズラリ!時間があれば試奏したかったけど、あんなに高額な楽器達がバンバン流通してるなんて不思議な感じさえする。小物ひとつとっても在庫量が半端じゃない。これだけあれば選ぶのも楽しいな。地元じゃ選べないもの。でも結局何も買ってこなかったんだけど(笑)。以上、電車に乗るまでたた30分で駆け回ってのレポート。ついでにMusiclandKey渋谷店も見学。意外に活気がなかった。79年のStingRay発見!キレイなコンディション。これは試奏したかったなあ。パーツ欠品なしのナチュラル&メイプル・ブラックピックガードでした。バッカスの楽器フェア出品モデルもあった。これはもうフォデラに迫る勢いを感じましたね。お金沢山持って買い物に行ったら楽しいところなんだろうな。でもね、機材的には十分事足りてると確認できた訪問でもありました。

2006年2月7日火曜日

「My Bass~Made in USA~」


Musicman StingRayBass

初めて手に入れたMade in USA。本物はやっぱり違う!何がって、何から何まで・・・。サウンドは勿論、全ての質感が本物なんですよ。当時、メーカー消滅のうわさを聞いて、慌てて全国の楽器店に電話しまくったな。入手したのは88年1月。最近になって分かったんだけど、これは82年製。ん?良く考えてみると84年には弦メーカーのアーニーボールに吸収合併されてた訳だから計算が合わないような・・・。ま、いいか。会社が微妙な時期の生産なので、ジョイントプレートにあるはずのメーカーロゴの刻印がなかったりする。レオフェンダーの匂いが残された最後期のMusicman。これもサウンドインプレなんぞ。世の中にいろんなベースがあるけど、大まかにはプレベかジャズベ系のサウンドに集約される。しかし、Musicmanはそのいずれにも属さない独特の癖があるサウンド。ズィ~ンと倍音成分が何とも気持ちいい!トレブルのジャリっとした感じ、あくまでも太く抜けるロー。ジャズベのようにピークがキツくない分、アンサンブルではボトムが安定しやすい。ミッドをどう処理するかでサウンドイメージは激変する。どこでもそこそこの音になるジャズベと違ってじゃじゃ馬的な扱いにくさがあるけど、セッティングが決まると病みつきに・・・。また、この時期のピックアップはシリーズ(直列配線)。プリアンプはトレブルがパッシブで、ローのみアクティブという変則的なもの。バッテリーライフも長く、超低消費設計。近年物は、ピックアップはパラレル(並列配線)、プリはカット&ブーストになって、ミッドコントロールが追加されてる。ブリッジはトップロード(表通し)。これより古い物は裏通しになってる。このベース、しっかり弾いてあげないと良い音で鳴ってくれません。演奏者の技量がもろにバレてしまいます。ヤフオクなどでは、使いこなされる事なく手放されたStingRay達が数多く出品されてます。かわいそうに・・・。全てが合理的にデザインされてる。このヘッドレイアウトはとってもお気に入り。フェンダータイプのペグが1列に並んだ奴は、1弦に手が届かないんですよ。ロゴは「M足」のオリジナルロゴです。18年間良い音で鳴ってくれています。

2006年2月6日月曜日

「My Bass~束の間の出会い~」


フェルナンデスFSB-85
入手してみたものの、あっという間に手放したベースもあった。当時、フェルナンデスではマスターハンドシリーズと言って、カタログに掲載される事のないパイロットモデルが存在した。国産メーカーのコピー合戦もピークに達しようとしてた頃の話。目ざとく発売の情報を得た私は、いつもの楽器屋で早速注文したのだった。なんとも長閑な時代で、3回払いならクレジットも組まなくて良いと言う。信用売りだな。MusicmanStingRayと言えば、憧れの楽器で、入手なんてとんでもないどころか、楽器店で並んでるのを見たことがない。見るからに強力そうなピックアップ。3:1に配列されたペグ。見るからに「ぶっ飛ばすぞ!」と言わんばかりの迫力に憧れを抱いてた。しかし、為替レートが現在とは異なり、フェンダーUSAが30万円もした時代の事、本物なんて手も出せない。そんなタイミングでこのモデルの発売を耳にした訳。早速オーダーして購入。プリアンプが超強力で、アンプが吹き飛びそうなゲインでした(笑)。カットなんてなくてブーストオンリー!残念ながらサウンドインプレッションをしようにも、どんなサウンドだったか全く覚えてない(泣)。このベース、パッと見はStingRayだけど、良く見ると何から何まで違うと言う変わったベース。かえって本物が欲しくなってしまうと言う副作用を残して去っていった。画像は人様の物を無断拝借(謝)。これと同じ物でした。この時期、他にもフェルナンデスのモッキンバードも購入した。これは何とも使えないベースで、ヘッド落ちが凄い。手を離すとスルスルとヘッドが下がっていく。演奏中、左手を離す事ができない。すぐに転売しちゃった。もう1本、FenderJapanのジャズベも持ってた。全てにおいて無難なベースでちっとも面白くなかったなぁ。これも売っちゃいました。今思えば、理想のサウンドを求めて暗中模索の日々が始まった頃でした。

2006年2月4日土曜日

「My Bass~コピー全盛時代~」 


フェルナンデス FEB-170
これは2本目に買った81年製。前回に引き続きフェルナンデスのベースギター。このメーカーのベースは、手放した物が2本あるので計4本買ったのか・・・。いい楽器を作るメーカーでしたね。ってまだあるけど。この時期は、国内の各メーカー共、舶来品のコピー合戦を繰り広げておりました。他にもトーカイやグレコ、ちょっと格下でハービーやフレッシャー、通販ではトムソンとか言う怪しいのもあったな。もう、我々の手の届く価格で精一杯の事をやってました。例に漏れず、フェルナンデスも頑張ってました。フェンダーやギブソン系コピーは当たり前。B.C.Rich関連ではビッチ、モッキンバード、イーグル。他にもアレンビックのギターやベースもコピーしてましたね。価格は破格なんだろうけど驚異の¥170,000!(本物は¥450,000!!!)資金の確保には苦労しました。学校で禁止されてたバイトをやりまくって3ヶ月かかったっけ。このベースを使うようになって、どんどん表で演奏するようになった。コンテストにも散々出場し、沢山の経験を積む事ができた。で、サウンド・インプレッションなんぞ。何やらSWが沢山付いてますが、殆ど使いません(笑)。バリトーンSWは、容量の異なるコンデンサーがついててサウンドが変化しますが、使い物なる音がありません。従って常時Off。B.C.Richお約束のフェイズSWも、ベースには必要ないですな。要するにサーキットなんか何の役にも立ってないと(笑)。ピックアップはパラレルが良い感じ。なんかジャズベをグッとタイトにした感じのサウンドです。ただ、スルーネックなので、レスポンスは申し分ないんですが、パンチに欠けるのが欠点かな。カラッとし過ぎてて軽い感じ。乾いた音と言う事もできるか。作りの方は、流石のMade in Japan。本家の物よりしっかりとしてます。機会があったらLiveで使ってみようかな?誰も持ってないモンね。POWERPLAYのぶぎ兄さんがフライングVベースを使うときに対バンで使おう!うん!そうしよう!

2006年2月3日金曜日

「My Bass~初めての彼女~」


フェルナンデスFPB-50
とうとう41才になってしまった・・・。という事は26年前に買ったんだ。初めてのベース。高校の入学祝にしては結構高価な物をねだったもんだ。ベースを弾くようになって四半世紀が過ぎたって訳ね。どうなんでしょ?周囲に比べてあんまり楽器は数持たないほうなんだけど、中にはすぐに飽きちゃって売ったのもあったなぁ。でもね、やっぱり最初の1本って手元に置いておきたいんですよ。これは、ベースの事なんかな~んにも分らなかった時の物。フェルナンデスのプレベモデル。定価¥50,000!今では中国製の入門モデルがあるけど、使えるメーカーの物では当時一番安かった。ボディはセン。4枚も継ぎ足してある。ネックはメイプルワンピース。買ったばかりの頃は、嬉しくって日に10数回はケースから出したり入れたりしてた。当然ポリッシュで磨きまくった。毎日握力がなくなるまで練習してたな。この頃のメーカーロゴは所謂「石ロゴ」と呼ばれる。確かに「F」のデザインが石と言う文字に見えないこともない。鳴りもまあまあ。でもまあ、私の買い物の仕方の常で、どんなメーカーがあるのか、どんな種類のベースがあるのか、すべて買ってからカタログで理解しました。という事は、何にも知らずに直感だけで買ってたという事。怖いですね~。久しぶりに埃をかぶったケースから取り出してみたら、思いっきりネックが反ってた。使えるようにするのは難しそうだけど、原点なんだよね。ずっと手元に置いておきます。なんたって「初めての彼女」ですから。