2005年5月31日火曜日

私はね・・・。

ちょっと前に流行った「動物占い」によると、私は狼タイプらしい。
●変わり者 個性やオリジナリティーには自信がある狼。平凡だったり、人と同じであることを好みません。「変わっているね」と言われると、うれしくなります。 >ピンポン!その通り!
●自分のやり方がある 食事の仕方やお風呂の入り方などの生活習慣から、仕事の仕方、友人とのつきあい方に至るまで、なにに関しても自分のやり方を持ち、こだわります。 >はいはい。そうなんです。
●ひとりの時間が大切 集団行動が苦手なせいもありますが、ひとりで過ごす時間は狼にとっていちばん心が安まるとき。プライベートな時間がないと耐えられません。 >みんなといると一人が恋しくなり、一人でいると寂しいんです。
●マイペース 自分のペースをとても大切にする人です。あらかじめ計算しているので、他人にペースを乱されると、憤慨することも。 >そう。でも心の中でね。
●自分の話に戻す 人の話を聞いていても、すぐに自分の話題に戻してしまいます。また、人のことをあれこれ評論するのが好きです。 >ノーコメント。
●コロコロ話が変わる 朝言ったことと、夜に話したことがぜんぜん違っていることもしばしば。話が二転三転するお天気屋です。 >違うよ!その瞬間のベストなんだけどなぁ・・・。
●クルマの運転が好き うまくないけれど、クルマの運転が大好き。また、とにかく車輪さえついていればOKなので、自転車やバイクに乗ることもかなり好きです。 >車は好き!バイクは乗れません。全く興味ありません。この他に、身内を溺愛するそうで。相手が迷惑しても関係ないんだって。でも当たってる・・・。

2005年5月21日土曜日

「必殺!ロータリー奏法」

以前からずっと不思議だったマーカス・ミラーや青木智仁なんかがよくやる♪ドドペドッペ♪っていう6連譜の5つ目抜き。決まるとカッコいいんですよ。でもどうやってるのか解んなくてハンマリングなんかを利用して似たように聞こえるようにしてた。
でも、カセットやレコードしか無かった時代と違って現代はネット時代!ご親切な方々がちゃ~んと方法をレクチャーしてくれてる。もう秘密でもなんでもなくて公開されてる。
となると、やらずにはいられない悲しい性分。タッピングは全くピンと来なかったんだけど、スラッピング(チョッパーですよ)はフェイフェイには欠かせない奏法ですので、何かあった時のためにマスターしておこう。       
①まず普通にサムピング。指板に押し付けるように・・・。       








②で、今までやったことが無かったUpストローク。爪の先に引っ掛けて弾きます。①②と続けてやると♪ドドッ♪ってなる訳です。       








③さらに続けてプル。①②③と続けてやると♪ドドペッ♪となる訳。②③の連続が難しい。②で跳ね上げた親指と③に人差し指を連動させます。なので、♪ドドペドッペ♪は①②③①③てな訳。




昨晩からずっと♪ドドペドッペ♪ドドペドッペ♪の繰り返し。手が言う事を聞かない。リハビリ患者の気分だ。おっ!今上手くいった?もう一回!あれ?だめだ。え~いくっそー何でだ!あっそーか手首の角度が悪かったんだ。わぁピックガードに削れた爪が粉になって積もってる・・・。この時点で成功率1/10。か~イライラする!

何とかかんとか2日目で成功率7/10までこぎ付けた。現在、人差し指にはやり慣れないフレーズによる水ぶくれが。ずっと続けてやると♪ドドペドドペドドペドドペ・・・♪なるほど!クルクル回る感じ。だから「ロータリー奏法」って訳ね。まだまだ私のロータリーエンジンはノッキングが(困)。もっと練習しなきゃ。しかし、新しい試みは、常に痛みを伴います。

2005年5月20日金曜日

「ようやく・・・。」 

前回、「メーカー元気が無い」なんて書いてたら、ようやくHPが更新されていました。

やっぱりカタログページがないとね。しかし、よく見たら「んっ!?仕様が変更されてるっ!価格も変更されてるっ!」


JB-4 Active JB-238M(税別¥238,000)<Spec>Body: White Ash Neck: Maple on Maple 21 frets Pick Ups: Moon MJB-504 Control: Front Vol, Rear Vol, Bartolini XTCT or NTCT preamp Bass & Treble EQ Parts: Chrome


まず、ピックアップがハンドワイヤリングのHoosir JBからMJB-504に変更されてます。新開発したのかな?あと、PreampがXTCTとNTCTから選択出来るようになってる。MidCutのポイントが異なります(500hzと400hz)。基本的な仕様変更は無いみたいだけど、税別定価は¥222,000から¥238,000にUP!やっぱり、ある程度使えるレベルが欲しいとなると、この辺の価格になっちゃうようですねぇ・・・。HPの更新のみならず、価格も更新されてた。


これがSakuma所有のJB-205HS。Ebony指板。オプションのNTCT仕様なので、正式な品番はJB-222HS。Moonは、品番の数字が価格、その後のアルファベットがピックアップを意味してるようですね。パッシブタイプも試した事がありますが、とてもレスポンスが良くて感心しました。親分所有のJJシリーズも大変更。シルバーニッケルナット採用に、ツバ出し21フレットを止めてディープジョイントへ変更、ネックも1インチ長くなってトラスロッドの両脇にはチタンが埋め込まれてるそうです。そんなに手の込んだ楽器を、何でもたった4人で製作してるらしい。頑張って素晴らしい楽器を作り続けて欲しいものです。

2005年5月19日木曜日

「リハーサル中!」

だんだんLive本番が近づいてきた。リハーサルにも熱が入ってくる。ずっと在籍してる気がしてたひろぼーも実は今回が2度目のLive。多くのバンドと違って、フェイフェイは本番が近づいてから集中的にリハーサルに入る。きっと個人練習は自宅でバッチリなんでしょう。で、スタジオに入るとこんな感じ。程好い緊張感で淡々と進みます。       


吉田さん。今回は久しぶりに往年の名器登場か?!IbanezArtist。甘いトーンもなかなか。カメラを向けるとこんな表情。  


今回の直ちゃんのドラミング結構良い感じです。ベースとのコンビネーションもバッチリ!なんかしっとりタイトな感じ。やっぱりお父さんになると違うね。       








最近、筋トレの成果が著しいひろぼー。確かにK-1ファイターっぽい・・・。       






大ちゃんは相変わらずマイペース(に見える)。今回はYoppiiiとどんな振り付けで楽しませてくれるんでしょう?何か企んでるようです。       






このベース、正式にLiveで初デビューです。本当フツーのJazzBassですが、なんたって軽~く弾けます。抜けもバッチリ。そういえばMoonのユーザーが増えてますね。親分も持ってるし、YoppiiiのバンドMAY-BEの井上さんもMoonユーザー。メーカーは全然元気ないけど良い楽器作ってます。






スタジオに入っての練習は、コード(和音)や音色とその切り替え、各パートのコンビネーションの確認を行います。通常3~4回のリハで本番を迎えます。残りあと3回で仕上げます。あと2回で楽曲の最終確認。最終リハでは進行を確認します。例えば曲と曲の切り替えやMCのタイミングなど。魅せる要素も大切なんですよ。そのプレッシャーの多くは親分にかかってる訳ですが・・・。ねっ!

2005年5月14日土曜日

「フェイスtoフェイスというバンド」 

フェイスtoフェイスというバンド。

もう関わり始めてから5年以上が経つ。自分の中でも最長記録。20代から40代と年齢に幅のある構成だけど、不思議と、なんかみんなの居場所が確保されてる感じがする。

バンドとしては、親分が楽曲の大半の部分を制作し、メンバーがそれぞれ色を付けていく。とてもカラフルに。親分は、予め各自の良い部分・個性が発揮されるよう配慮し、しかも毎回少しずつ新しいエッセンスも加えられている。     

最近では、出来上がってきたデモのベースラインをまず整理して、ギターの吉田さんに託す。するとご機嫌な彩りが加えられて帰ってくる。そこにYoppiiiがコーラスアレンジを更に加えていく。こんな感じ。演奏以外では、ひろぼー(Key)がご存知の「合コン」担当。私(B)が営業担当。いろんなところからいろんな話を持ってきます。また仕掛けたりします。

一番お酒がいけるのは吉田さん(G)かな?大ちゃん(Cho)はスポーツマンだし、宗田くん(Dr)は女の子担当にしておいてあげよう。あ、でももうじきお父さんになるから、これも卒業か・・・。次のポストを考えておかなくちゃ。

宴会の時、一番盛り上がってるのは下戸のYoppiii!ウーロン茶で逝ってしまいます。なんでだろ?今回、そこに加えてさとるさんと言う新メンバーが加わります。コーラス部隊は3名に。Liveの時、気が付くと後ろで奇妙なダンスを踊ってます。素敵な仲間たち!フェイスtoフェイス!是非Liveにお越し下さい。

2005年5月12日木曜日

「凄い人!2」

~音楽職人~山下達郎なんと言っても私にとってNo.1フェイバリット!今でこそ揺ぎ無い地位を築いてるけど、シュガーベイブ~ソロ初期は散々だったらしい。ハードロック、ブルース全盛期にアメリカンポップスやってたんだから仕方ないか。日本のドゥーワップ第1人者だけど、あれは元々満足な機材を持ってなかった黒人ミュージシャン達がサウンドに厚みを持たせたくてストリングスの代わりに始めたものらしいと言ってた。彼自身もそれを地でいったと言う事か。思うに、彼が未だに最前線で活躍し続けてる理由にひとつに、「僕はみんながハードロックだ、ブルースだといってた時代に人が聞かないアメリカンポップスに傾倒してた。だから、そんな人間が創った音楽が何で売れてるのか今でも解らない。だから一切手が抜けないんですよ。」というある種の反骨精神と言うか初心を忘れてない点があるような気がする。              最近では、毎朝TVでこの曲がかかってます。久しぶりにシンプルなバンドサウンド。何か方向性に変化の兆しかな?ここのところリリースされてた曲は、楽曲重視というか大作志向だった気がする。個人的には80年代の濃密なバンドサウンドの頃が好きなんだけど・・・。その中で、重要な位置を占めるのが彼のトレードマークになってるフェンダー・テレキャスター。                      以前雑誌で見たけど78年製でアッシュボディの時期のもの。何でも友人からLiveでのスペア用に5万円で譲ってもらったもの。80年に初めてLiveを見に行った時は白いテレキャスターだったもんなぁ。81年に見た時はスペアとしてバックに控えてた。確か、乱暴にギタースタンドに立てかけて反動でギターがひっくり返り、「ゲッ!」てな表情で振り返ってた。あ~あ(笑)水浸しや放り投げと散々やったらしいけど、あるリペアマンに診てもらってから急に音が良くなり、それ以来メインギターの座を守り続けてるようです。ペグ交換は数知れず、フレットの打ち変えも5回、電装系も全部取り替えて残ってるのはネックとボディだけ。それでも全く音が変わらないらしい。近いシリアルナンバーのものを2~3本買ったけど同じ音がするものはなかったという。で、他の人が弾いても全然良い音がしないんだって。そんな彼も、基本的にサウンドの秘訣はギター~アンプ直だそうで。レコーディングはラインのみ。かけていてもコーラスくらいでしょう。あの気持ち良い綺麗なサウンドは、彼とあのギターが偶然出会って生まれた奇跡のサウンド。良いなあ・・・そういうの。

2005年5月11日水曜日

「よくできた国産車」

実は、我が家にはもう1台車がある。奥さんの車NISSAN March。   ホントによくできた国産ベーシックカー。大きさも動力性能も全く文句なし。一旦モデルチェンジしたら10年は作り続けるから相当な気合いが感じられます。

最近のNISSANは変わったデザインが多くてちょっとねって感じですが、これは良い感じで「フランス」してます。親分からお世話してもらったんだけど、何と軽自動車より安い!儲かんないんだろうな・・・。BMWに比べてとっても静か。そして振動が無い。初めて乗ったとき、「エンジン掛かってる?」て思ったほど。駆け抜ける歓びには欠けるけど・・・。

「子供を見習え!」


うちの息子はカーマニア。まぁ、親である私が仕込んだのだがかなりのもの。いつも乗ってるのがBMW、今までにBenz、R32GT-R等々。本人なりの評価基準もあるみたい。先日、約束通りひろぼーが帰り道にNSXを見せに立ち寄ってくれた。近所の同級生ンちに遊びに行ってたのを急遽呼び戻した。もう大喜び。運転席に座らせてもらって「凄い凄い!」と興奮してた。しかし、いつもなら「走らせて!」と言うのにあっさりと車から降りてしまった。お友達とも遊びたいし、楽しい事が沢山あって一杯一杯だったよう。彼は自転車に乗って近くの駅まで行ってしまった。で、ひろぼーと奥さんにお礼を言って、彼らは帰路に着いた。しばらくして息子が帰ってきた。「NSXは?帰っちゃったの?」見る見る顔がくしゃくしゃに。もう、そこからは誰も止められない。涙&よだれ&鼻水、流せるものは全部流して大泣き!しばらくは手が付けられない。お友達もあまりの状況に思いっきり引いてた。     今すぐ追いかけて乗せてもらうんだと言って聞かない。おいおい、あんな車に追いつける訳無いでしょ・・・。結局、後でひろぼーに本人からお願いさせた。それにしても何と言うパワー。願望を実現するためには手段を選ばない子供のパワーには見習うべきものがありますな。大人になって、やりもしないうちから「どうせ・・・。」と諦めてはいないかな・・・?

2005年5月10日火曜日

「復活!はんどめいどコンサート」

私が高校生くらいの時、必ずと言って良いほど経験したのがヤマハの「はんどめいどコンサート」。初めて人前で演奏したのもここだった。会場へ向かうバスに乗ってる時からドキドキしたものだ。

実は、最近知ったんだけどこのLiveイベントはヤマハポピュラーソングコンテスト(Popcon)の新人発掘イベントだったそうで。我々は全くそんな事も知らず毎回無料で参加させてもらっていた。毎月開催され、今考えると、信じられないくらい出演者も多かった。このイベントが無かったら、現在の私は無かったと言っても言い過ぎではない。ここでは多くの出会いがあり、新しい楽曲やバンドが誕生し、コンテストでその才能を評価され花咲かせていった思い出の場所だ。しかし、時代は流れ、企業がこのようなイベントから撤退しコンテストも次々に終わりを告げて言った。

しかし、最近になってLiveHouseに出演するようになり、同世代のアマチュアミュージシャンが現役で活躍してる場面に遭遇するようになった。なんと意外な人まで・・・。そうなると旧知の仲なので、今度一緒にやろう!という話になるんだけど、ただそれだけじゃ詰まんない。そこで閃いた。「そうだ!ヤマハホールを借りて、懐かしいはんどめいどコンサートを復活させれば面白い!」早速、以前から知り合いだったヤマハ・プロデューサーの白井氏に連絡。意外なほどトントン拍子に話は進んでいった。

先日第一回スタッフミーティングが行われた。この写真はその時の模様。開催は9月~10月。会場は新潟市万代ヤマハホール。150席で改装仕立ての綺麗な会場。コンセプトは、往年のPopconやEast&West出場経験者を含むバンドの「今」を披露すると言うもの。年齢層で言うと40代。グランプリ経験者や各賞を総なめにしたメンバーが素晴らしい演奏を披露するでしょう。毎回出演者数も絞込み、ゆったりと楽しんでもらえるようにします。放送局や新聞の取材も入れて盛り上げようと思います。全国的にも初の試みだそうで、どんな感じになるか今からとても楽しみです。

現在の出演予定は、

・HotMenu Vo.藤村京子(ベテラン)と佐藤弥生(世界歌謡祭出場経験者)のスペシャルユニット

・POWERPLAY 70年代のロックスピリット!炸裂するギターサウンドに定評あり。

・フェイスtoフェイス ご存知・・・ですね?

以上3バンド。もうひとつくらい追加してもいいかな。皆さん実力は折り紙つき。これはちょっと他では聞けない組み合わせです。待ってるだけじゃ何も始まらない!面白い事はこっちから仕掛けよう。亮さんが言ってた通り「意思あるところ道あり」だ。ホントその通りだ。

2005年5月8日日曜日

「珍品Get!」

なんと久しぶりに珍しい物を発見!FenderUSAがアクセサリーとして発売したチューナー「Speed-e」。ギターやベースの音程を合わせるものです。              


こんなの初めて見ました。なんたってキーホルダーなんですよ。使い方は、シールドを差し込むと電源ON。半音以上チューニングがずれてるときは#または♭が赤く点滅、半音以内なら#または♭が赤く点灯。ピッタリ合うと「e」が青く点灯するらしい。ギターなら6弦、ベースなら4弦をチューニング。後はいつも通り耳で合わせるか・・・。音叉みたいなもんですね。価格は¥2,100(税込み)。Yahoo!オークションにストア出品してる楽器店から落札・購入したので送料込み¥1,600でした。こういうのって思い立った時に買っておかないと、すぐになくなっちゃうんですよ。冷静に考えたら¥2,000+α出せば、最近ではちゃんとしたチューニングメーターが買えるのに、キーホルダーってのがそそるんですよ。なぜかキーホルダーが好き。必ず携帯する以上、ちっちゃく作ってあるでしょ。以前、アトリエZが限定発売してたベースのペグのキーホルダー。迷ってるうちに売り切れちゃった。なんとも悔やまれます。

2005年5月7日土曜日

「懐かしい彼女たちVol.7~そして現在の彼女~」 



大きな買い物、特に車との出会いはある日突然やってくる。縁という物だろうか。たまたまディーラーのセールス担当が「アメリカ流ビジネス」をやっていて好条件の話を持ってきた。何度かBMWの新車見積りを取った事があったがやはり高嶺の花だ。しかし、その日に限って「今すぐご来店下さい。」との事。妙な期待と不安な気分で妻とディーラーへ向かった。なんとマイナーチェンジするので、在庫車を値引きすると言う。早速電卓を借り、保険屋へ連絡し保険料を確認。う~ん何とかなるかな・・・。で、「じゃ、ください。」となった。でも、色が自由に選べない。ライトレッドじゃなきゃダメ。またまた偶然に隣のテーブルでキャンセルになったBMWがレッドだった。いろんな偶然が重なって目出度く我が家に嫁入りが決まったE36ti。




BMWとしては久しぶりのハッチバック。セダンと違うのはリアサスペンションがセミトレーリングアームで、旧型と同じ。何となく同じ味がする。でも普通にカーブを曲がっただけでも全然違う。確実に進歩してる。もう、必要にして充分。ちょっと変わったスタイリングも、酷評される事もあったが、アウディやベンツも同じようなモデルを発売して、先進性が証明される事になった。私にとってBestな車とは、ちょうどいいサイズで運動性能が良く、各部のクォリティー、特に耐久性が高い事。後、やっぱりかっこよくなくちゃね。スポーティーで適度な威圧感がある品質の高い車ってなかなか無いのよ。それが私にとってはBMWだった訳。次の彼女もBMWしか考えられません。このメーカー、買うまでは同じカタログばかり見る羽目になるけど、納車後にメーカーから挨拶状や会社の歴史を綴った本が届くのね。元々は航空機のエンジンメーカーだったんだ(知ってたけど)。BMWとはバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(バイエルンエンジン工場・英語だとバイエルン・モーター・ワークス)。エンブレムの青はバイエルンの青い空、白は雲(航空機だけに)、十字に切ったのはプロペラのイメージ。 現在、満9年で194,000km。ほんとに丈夫でセールスマン泣かせ。楽しい時も辛い時も一緒だ。息子が初めて産婦人科から帰ってくるときもベビーシートで乗せた。先日とうとうチャイルドシートを外した。息子も既に7歳。今週車検です。元気になってまた一緒にね!

2005年5月4日水曜日

「懐かしい彼女たちVol.6」 


車の点検・整備はディーラーではなく、もう20年来の付き合いのHONDAのディーラーで行っている。順調だったGolfも、約3年の酷使の影響が出始めていた。耐久性の高さを誇っていたVWのディーゼルエンジンも、100,000kmを過ぎてタイミングベルトを交換した頃から極端に加速性能が落ちていた。そもそも120km/hしか出なかったのが100km/hでもキツイ。その内、オイルのランプが点灯するようになった。所謂「オイル上がり」だ。どんどんオイルが減るようになってしまった。こうなったらオーバーホールするしかない。しかし、50万かかる。う~ん・・・。で、ある日他のお客から引き取ったBMWがあるのを発見。なんと「アメリカ流」をやってる人が維持できずに車検を期に手放したもの。縁あって私のところに嫁いで来る事になった。BMW320i。BMWの代表車種で、その中間に位置するモデル。並行輸入物でヨーロッパ仕様。メーター類の表示は全部ドイツ語。英語でも解らないのに完全に万歳状態。そして危険な香り・・・。私のは鮮やかなレッドだった。初めてのATでエンジンはストレート6。なんとも官能的なサウンドで楽しませてくれる。このメーカー、小さなボディの割りに大きなエンジンを積んでるので、機動力は抜群。仕事での県外出張も全く疲れ知らずだった。勢いで会社をやめ、ちょっと不安だった私を、「さぁ!仕事に行きましょう!」と勇気付けてくれたりもしたっけ・・・。前オーナーは女性だったが(知ってる人)、その事による「危険な香り」は漂ってきた。それは、興味本位で乗っていたことによる整備不足。そのツケが一気に押し寄せた。エンジンそのものはとても丈夫だったけど、補器類が次々に壊れた。やっぱり恐怖の並行輸入物。規格基準が日本の風土に全く合ってない。お陰で車の構造にはある程度明るくなる事もできたけれど・・・。まだいつものディーラーに置いてあるのかな?膨らみ始めた維持費が、再び別れと新たな出会いを告げていた。そういえば、先日ディーラーにGolfがまだ置いてあった。随分くたびれていたけど、なんか昔の彼女に再会したよう。ドアを開けて運転席を見てると、「もう、昔の私じゃないのよ。」と、どこかから声が聞こえてきたような?!別な日にTodayが代車に来たときもそうだった。僕はあの頃より成長していますか?

2005年5月2日月曜日

「懐かしい彼女たちVol.5」 


「アメリカ流ビジネス」が何とか形になり始めていた頃、信頼できる「足」が必要になっていた。車に関する「授業料」も充分に支払った。一旦冷静になって自分に必要な条件を持った車を探す事になった。ところで、私は着る物に頓着が無い。と言うより何を選んだらいいか全く自信が無い。なのに結構大勢の前で話さなければいけない機会があって友人のK君をつき合わせて服を買いに行った。で、ついでに近くのVW専門店に立ち寄った。古いビートルとゴルフが沢山展示されていた。お世辞にもカッコは良くない。そこに1台パッと目に飛び込んできた車があった。VWゴルフディーゼル。1年半落ちで¥1,580,000だった。諸経費込みで¥1,700,000。試乗させてもらったら新しいだけあって良い感じ。1600ccでMT、パワステなしという女性にはとても運転できない仕様。しかし、FFのできの良さに感動。良いじゃない。しかし値段がね・・・。ついにボソッと「あ~ぁ誰かが買っちゃえば!とか言ってくれたらな。」と言ったら隣に乗ってたK君が「じゃ買っちゃえ!」と間髪入れずに言った。そう、その言葉を言わせたのは私自身。早速契約したのだった。機能一点張りのこの車、正直気に入って買ったわけじゃなかったけど、こうも便利だと愛着も涌いてくる。まずは燃費の良さ。1ヶ月どんなに頑張っても2万円以上使うのは不可能だった。結婚して引っ越す時もタンスをすっぽりと飲み込んでくれた。ドイツ車らしいドイツ車VW!

2005年5月1日日曜日

「懐かしい彼女たちVol.4」 


とっても気に入ってたTodayだけど、行動範囲が広がるにつれてやはり用事が足りなくなってきた。そんな時、たまたま友人の紹介で中古車ブローカーの人と出会う事になった。彼は会社を3つ経営していて、今までの私の周囲には絶対にいなかったタイプ。「アメリカ流」の仕事で知り合いになった人達は結構輸入車ユーザーが多かったので、自分も気になってたドイツ車を中古で買おうとしてた時だった。友人が、「○○さんと一緒に食事するんだけど、良かったら来ない?」とお誘いをかけてくれた。もう2つ返事でついて行った。会っていきなり「BMWに乗ってみないか?」と言われた。当然どんな車かは知ってたけど、いわゆる「想定の範囲”外”」の提案だったので、こっちは目が白黒してた。「身に着けてる物や道具が周囲に与える印象というものもあるんだよ」と。しかしそんなに予算があるわけも無く「毎月○万円以下でないと払えません。」とキッパリ言ったら「気に入った!」と言われてしまった。これが縁でその後もいろんな事で相談に乗ってもらったりするようになった。経営者との接点はこの辺から。結婚する時や会社を辞めるのを迷っていた時なんかは特に助けてもらったなぁ。そして我が家にやってきたのがBMW320。「i」と付かないのはインジェクションではなくキャブ仕様(ソレックス)だったから。私にとっては一番BMWらしいデザイン。左ハンドルのMT。暫くは運転するとき緊張しっぱなしだった。ペダル類は一緒でもシフトは右手側にある。ウインカーとワイパーのレバーが国産と全く逆なのね。一番困ったのがルームミラーに後方からの車が写ってるのがわかっても距離感がなかなか掴めなかった事。ヤッカミ半分の友人達からは「高速の料金所や駐車料金の支払い時に困るぞ!」なんて言われたが、実際は相手が出てきてくれた。軽い優越感を与えてくれる瞬間が味わえた。シートは大きくて硬い。でも噂に聞いた通り全然疲れない。そうそう、普段着で乗る勇気がなくていつもスーツで乗ってたな。これに出会ったお陰でBMWに獲り付かれることになった。嬉しくてどこに行くにも一緒。ホテルの正面に乗り付けても「お客様。駐車場はあちらでございます。」とは言われず、ドアマンが「キーをお預かり致します。」ってなるんですね。初めて「待遇」を経験。もっと車に相応しい人間にならなきゃ。そんな発想をさせるパワーを持った車。しかし、私が手を出せる価格の車で、しかも低年式だったので過酷な使用に耐え切れずに良く壊れた。1年半でかかった修理代は購入金額に迫ろうとしていた