2006年1月20日金曜日

「これは何でしょう?」


問題:これは何でしょう?

正解:使用済みの弦

あ~あ。気が付けばこんなに溜まっちゃって・・・。分別は燃えないごみ?それとも危険物扱い?危なくはないと思うけど。これだけ集まると結構な重さ。全部で購入金額は幾らになるんでしょう?軽く数万円分はいくでしょうねぇ。使用済みの弦の山を目の前にして何時も思うんだけど、リサイクルするとか、メーカーは考えないのかな?いつか資源が尽きてしまわないの?どう考えても新たに材料を調達するより安く済むと思うんだけどね。回収コストのほうが高くつくのかな?大量消費・・・心が痛みます。乾電池だって回収BOXがあるのにね。他に何の使い道もないと言う意味では、タバコの包装紙より性質が悪い。今回は、Live&レコーディングと立て込んでたので、廃棄される量も半端じゃない。たまに「切れない限り交換なんてしない。」って人もいるけど、音色や弾き心地は刻々と変化するんです。私の場合、躊躇なく張り替えます。でも、そこら辺のパンクバンドの子ならまだまだ使えるレベルかな。パッケージのほうは、「エコパック」と言って、各弦の個別包装を止め、ガスを封入し鮮度を保つらしいけど、回収もしようよ。どこのメーカーもやってないでしょ?もし回収してる楽器店やメーカーがあったら切り替えちゃおうかな。巷には「ぜ~んぶセットで¥19,800!」なんて信じられないプライスの激安ギターが店頭に並んでる。何か始めるのに、それくらいの予算しか用意できない人が安易に手を出しちゃダメだって。一体どれ位の木が伐採されてるんだろう。ハカランダはワシントン条約で伐採済みの物以外輸入禁止だし、近年高騰して来ているマホガニーも、その内手に入らなくなるんじゃない?資本主義経済の恩恵で、良質なものが安価に入手できるのは素晴らしい事だけど、金属だって木材だって自然の恵みだと思うんだよね。大切に使わせてもらわないとバチが当たります。

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