2007年1月31日水曜日

「心憎い選択肢」

イケベ楽器がやってくれました。その名も「WORKSHOP FELLOW Re Setteling」。”りせってぃんぐ”で良いんだよね?”りせっとりんぐ”じゃないよね?ノーマルなフェンダーJapanをモディファイした企画物の登場です。東京の大手楽器店じゃないと出来ない技です。
全く気がつかなかった選択肢ですよね。有名なところでは、サドゥスキーなんかがこう言ったモディファイでブレークした訳だし・・・。WorkshopFELLOWは、元Moonの野沢さんがやっている工房の事です。私のMoonJB205HSも2回ほどお世話になってます。仕事は大変速くて丁寧、世界の著名なミュージシャンが彼をご指名だそうです。初めてお世話になった時は、セットアップ(仕込み直し)をお願いしたのですが、正規料金は¥30,000。どこをそんなに調整するのかと思ったら、調整可能な箇所すべてに手が入ってました。

まずはこれ。

FenderJapan JBV-105 ¥148,000
ノーマルが定価¥105,000の5弦モデル。珍しくアルダーボディなんですが、なかなかセンス良くまとまってますよね。解説は以下の通り。『作業の内容は、ナット部の作成やフレットの処理、コントロール部の配線といった目に見えない部分が殆どでございますが、一度お試し頂ければその優れたトーンと高いプレイヤビリティがご実感頂ける事と思います。充実した完成度を持つFender Japanの豊かな”鳴り”、その美味しいポイントをさらに引き出した、まるで別の楽器と言っても過言では無い程の素晴らしいサウンドに仕上がっております。野澤氏に手を加えて頂く事でしっかりとした中域を持ちながらも、タイトでよりストレートなサウンドにまとめて頂いております。ややすると不必要にブーミーになってしまう事のあるLOW B弦もすっきりと”鳴って”いる感があり、ハリのあるJBらしいトーンがお楽しみ頂けます。PBモデルと同様のナット幅を採用したネックと、バランスの良い標準よりもやや低めの弦高セッティングが大変に弾き易く感じます。』そりゃそうだろうな。配線を見直せば、サウンドはスッキリするだろう事は想像に容易い。やっぱりナットとフレットは影響が大きいだろうな。既製品は仕上げが雑だから、鳴り方がどう違うのか是非体験して見たい物です。サドゥスキーなんかは、問答無用でリフレット&指板修正なんでしょうけど、ナット交換とフレット磨り合わせ、ネック調整などで、どこまでフィーリングが変わるのか?これは見もの。ありそうでなかった企画です。もうひとつ。

FenderJapan JB75-100US 
¥138,000これは定番の4弦モデル。アクティブ化せずに調整精度を高めると言うモディファイになってます。価格的には、Moonの中古と同じくらい。悩める微妙な価格設定ですね(笑)。でも、機会があったら実際に試して見なくては。地元の楽器屋に入荷しないかな・・・。

ヘッド裏のサインを追加しました。このさり気なさがね・・・良いんです2月1日追記今日見たら、「WorkShop Fellow SetUp」となってました。やっぱ間違えたな(笑)。正しくはRe-Settingだろ?ね?ひろぼー?

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