2006年3月13日月曜日

「ちょっとした事で」

弦を張り替える時。至福の瞬間ですよね?ベーシストの皆さん。
今更ながらかも知れませんが、ここで改めて弦の張り方なんぞを・・・。
まず、パッケージから取り出したら、1回弦を良く伸ばします。どんな高級弦も巻き癖が付いてますから。
私はボールエンドを持ってブラブラっとします。これ結構有効ですよ。で、Fenderタイプなら弦は切らずに、そのままキッチリ巻きつけます。弦と弦に隙間が空かないようにね。
ブリッジ側は、弦を通しきらないで、巻き取り終わった時点でボールエンドが止まる様にします。これで少しでも弦の捩れを回避することができます。で、是非試して頂きたいポイントがあります。
ボールエンドをこの様になるように張ってみて下さい。ボールエンドが縦になるように。水平や45度も試してみましたが、これが一番安定してました。開放弦を弾いても非常に気持ちよく音が伸びてくれます。最後に、弦を良く引っ張って伸ばします。この時、伸ばすべきはペグポストに巻きつけた部分の緩みですから、弦の真ん中辺を引っ張っても無駄です。何度かチューニングしながら繰り返してると、数回で音程も安定してきます。弦を切る必要がある時は、必ず折り曲げてから。巻弦が緩んでサスティーンが伸びなくなる場合が結構あります。些細な事ですが、ちょっと手間を掛けるだけで別の楽器に様になることだってあるんですよ・・・お試しあれ!

0 件のコメント: