2006年3月14日火曜日

「カッタウェイ」


所謂エレキギターという楽器のデザインは、その殆どがFenderのものが基本となってますね。レオ・フェンダーは、純粋な楽器職人でなかったが為に、かえって従来の伝統に縛られる事無く機能性を追及したデザインをたくさん世に送り出す事ができたようです。例えば、ストラトキャスターやオリジナルプレシジョンベースで採用になったダブルカッタウェイ。ボディからホーン(角)が生えた様になってます。これってそもそも肩から吊り下げた時にバランスを取るためだったって知ってますか?殆ど全機種で12フレット付近まで伸びています。こうしないとヘッド落ちして立奏時、左手に負担がかかるばかりか、重量そのものが軽くても肩が疲れるなんて事になってしまいます。エレクトリックベースは、ギターに比べて斬新なデザインの新作が多く発売されていますが、ここのデザインを見ると、弾くまでも無く予想が付く部分でもあります。

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