2006年3月23日木曜日

「PSEのその後」

PSE免除、楽器など7種類「ビンテージ」認定へ 経済産業省は22日、電気用品安全法の猶予期間が切れる4月以降も、安全性を示す「PSEマーク」を付けずに販売できる「ビンテージ」と呼ばれる中古の電子楽器や映像機器の範囲を、1989年以前に生産中止になった製品とする方針を明らかにした。 週内に最終案をまとめる。 経産省はPSEマークの周知が十分でなかったとして、高額で取引されている中古楽器などは、電気用品取締法(旧法)に基づく表示があるなどの条件を満たせば、簡単な手続きでマークの規制対象外とする緩和措置を設けた。 経産省は当初、販売店から「ビンテージ」の申請を受けた製品ごとに販売の可否を判断することにしていたが、申請件数が膨大になる可能性が高く、一定の基準を設けることにした。生産中止が90年代以降の製品でも、販売店などが申請し、必要と認められれば、マークなしで販売できるようにする方針だ。 経産省は、89年以前の製品は流通している量も少なく、規制対象外としても大きな問題がないと見られるほか、シンセサイザーなどは89年以前に生産中止となった製品を関係者が「ビンテージ」と呼んでいるため、89年で線引きすることにしたとしている。 この方針は、全国楽器協会が都内で開いた説明会で経産省の担当者が説明した。出席した楽器販売業者からは「年代を区切らず、生産中止になった楽器はすべて対象にすべきだ」などの意見も出たが、大きな反発はなかったという。
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結局、行政へアピールする手段を持ってるかどうかなんですよね。それでも手段を知らない人は相変わらず蚊帳の外。立法も司法も行政もジャッジするのは人間なんです。同じ国にいて法の下に平等なんて有り得ません。しかし、PSEの話題でベーシストはあんまり影響を受けないんじゃないかな?ギタリストやキーボーディストは影響が大きいだろうけど、意外とベーシストはアンプなど新しい方が断然良いし、エフェクターなんかも死活問題ほどではない場合が多い気がする。まあ、シールドオンリーの私には影響ゼロです(笑)。今後これに懲りて行政を監視する目を持たなくっちゃね。教訓です。

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