2006年6月22日木曜日

「抜けるサウンドのためにVol.3」

やっぱりスラップよりチョッパーと言う方がしっくり来るなぁ。今回は引き続き右手の話でサムピングについて。先回はプラッキングについてバリエーションを紹介しましたが、こちらも使い分けでニュアンスに変化をつけられるんです。

大まかに分けて、ノックするように叩く人と、指板に振り抜く人といますが、私は後者の方。スラップするとビートが軽くなる人は是非試してみて下さい。通常はこのポジションを多用します。第1関節の裏側で叩きます。


フレーズにドライブ感が欲しい時や、更に重いビートを必要とする時には、指の腹の横を使います。大き目のストロークで捏ねる様に弾きます。ピックっぽいニュアンスかな。


これはとっておき(笑)。叩くポジションは指板の端。ここを叩くと、ドラムで言う「リムショット」に似たアタックが得られます。パーン!って感じ。コンプレッサーを強めにかけて叩くとこんな感じになります。なので私にはコンプは不要!ここ一発でワイルドなフィーリングを必要とする時、そう、ファンク等にはここで思いっきり行きましょう!

いかがでしょう?サムピングだけでも、これだけバリエーションがあるんです。闇雲にコンプをかけると、こう言ったニュアンスの変化を付けられません。もし使うなら、このニュアンスが生きる使い方をしなきゃね。実はね、この10本の指先こそ魔法のエフェクターなんです。それにしても手がカサカサだ。ハンドクリームでも塗っておくかな・・・。

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