2005年9月18日日曜日

「通信販売」  


通信販売と言えば、最近ではすっかりインターネットが主流になった。カタログ販売でも、オーダーそのものはWebだったりする。在庫情報もほぼリアルタイムだし、圧倒的に便利。Webを利用しない人でもWebを開設してることが信用条件の一つになってたりする。初めて通販を利用したのはいつの頃だったろうか?昔々、通販と言えば怪しいものの代名詞で、少年ジャンプなどの裏に載ってた、何かこう子供が足を踏み入れてはいけないような雰囲気を匂わしてた。小学校の時、親の目を盗んで初めて通販を利用した。何分子供なので小遣いで買えるものといったら大した物じゃないんだけど、そんな中で実際に買ったものがこの2点。 

 まずBooBooクッション。ゴム製ですぐにひび割れるところから生ゴム製かな。座布団の下に忍ばせておくと、妙にリアルな音を出す。早速学校へ持っていって悪戯したっけ・・・。女の子は学校の椅子にクッションを敷いてる事が多かったんで、やはりターゲットに・・・。「ブゥ~ッ・・・。」とひっかかってしまった時、何故か周りをキョロキョロしちゃうんですよね(笑)。なおかつ犠牲者は必ず可愛い娘。ほんとゴメンナサイ。もう一つはスパイカメラ。現在ではアンティークとして、この手のおもちゃカメラは絶滅したらしい。そりゃ使い捨てカメラの方がずっと確実で安いもんね。デジカメだってあるし。しかし、わざわざ隠れて何を撮ろうと思ったんだろう?結局現像できずにシャッターが壊れて終わってしまった。他にも「透視めがね」や「モンスターマスク」など、およそ実生活にはな~んの役にも立たないものが、それは魅力的に見えた。購入方法も代金分の切手を郵送すると言うもの。平均2週間もかかってやっと届く。毎日学校から走って帰ってきては郵便受けを覗いた。時間が掛かって届く分、感激も大きかったなぁ。同封されてるカタログを穴が開くほど眺めた事を覚えてますね。今考えれば、なんであんなに時間が掛かったんだろう?Web全盛の現代では、早いところでは翌日、遅くても1週間以内に届かないと非常識のレッテルを貼られてしまう。便利になった反面、夢がなくなったような気もするけど・・・。何とも喉かな時代の話でした。

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