2006年7月11日火曜日

「訛ってた」

JBが修理中なので、現在StingRayと格闘中。このベース、パンクキッズにも中々人気だそうだけど、相変わらず価格も高いし、生半可な技量じゃ弾きこなす事は難しい。








以前、左手の押弦の重要さを書いたけど、これはモロに出来不出来が露呈する。JBと同じ押さえ方では全く抜けません。ピックアップが1つしか付いていないけど、それだけに右手のピッキングニュアンスが要求される。熟練したプレーヤーは、要求されるニュアンスを出せるけど、ハイパワーを期待するだけだとガッカリするかも。

JBは、アタックの強さによってピークがハッキリと現れる。ニュアンスもまるっきり異なる感じになる。抜けも良い繊細なサウンド。対するStingRayは、ボトムの太さが最大の売り。アタックに強さによってピークが現れる事はないが、倍音が変化する。何かこう、ザラついた良い感じになるんです。ハッキリと言っちゃうと、腕が訛ってました。最初は全然良い音が出せなくなってた。例えて言うなら、クラッチの重いスポーツカーみたい。2~3日弾いてたら感じが戻ってきました。やはり慣れ親しんだMusicmanサウンド。幅の広いネックと重たいボディ。ブンッと弾いたときの唸り方など、他のベースでは得られない独特の物なんですな。そろそろ曲がっていたヘソも治ってきたかな?良い感じで鳴ってくれてます。良い楽器は、良くも悪くも弾いた通りの音が出ます。そう、弾いた通りなんです・・・これがまた。


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