2006年11月8日水曜日

「地味だけど」


Kramer DZ-6000B

70年代後半から80年代前半は、各メーカー共試行錯誤を繰り返していた時期だったのか、ユニークでいて真剣な「変り種」な楽器が多い。しかも何故かベースで・・・。

これなんかも地味だけど、結構変わってると思いません?クレーマーのアルミネック。B.C Richみたいなルックスですが、コアにメイプルでディマジオ&BADASS装備じゃ殆ど一緒(笑)。当然持ってみるとアルミネック特有のひんやりとした感触を今でも忘れません。バランスは良かった記憶があります。で、サウンドは、カッキ-ン!という期待通りの金属音(笑)。でもね、充分に許容範囲内です。やはり最大の特徴であるアルミネックには、なんとトラスロッドが仕込まれてません。当時は楽器店でも「絶対に大丈夫!」と断言してましたが、Web上では「反ってしまってどうにもならない。」と言うのを数件見かけました。やっぱりね・・・。修正するには板金屋さんへ頼むしかないか?

10数年前にニューヨークへ行った時、2万円位で売ってたんです。新品では結構高い楽器だったんで、コンディションも悪くなかったし欲しかったんですが、持ち帰るには嵩張るし断念しました。でも、露天の焼きそばとか屋台の蒟蒻煮物と一緒で、家に帰って冷静になると「なんでこんなもの買ってきたんだろ?」って事になるんですよね。ま、それはそれで縁が無かったんだと思ってます。でもこうして画像で見てても懐かしいですね。やはり好きな楽器は一番多感だった頃の年代に集中します。不思議だ・・・。

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