2006年11月4日土曜日

「StingRayの魅力」

あちらこちらに中途半端に火をつけた感のあるベーマガ「StingRay特集」。しかし、あの雑誌らしい(笑)。ま、分かってたから良いんだけど、自分だったらどう書くのか?改めて考えてみると漠然としてたかな。これを見て思わず買っちゃいそうな内容になると良いんですが(笑)。

題して「StingRayの魅力」Vol.1~ヘッドストック編~

私のStingRayはオリジナルMusicmanの個性が残る1982年製。ヘッドストックは、フェンダーの流れを汲むストレートプルデザイン。弦はナットの部分で角度を付けられることなく真直ぐにペグへ向かいます。ペグは3:1にレイアウトされ、ヘッドの軽量化とデッドポイントの解消に貢献(してるらしい。しっかりあるけど)。Musicmanの象徴であるこのデザイン、非常に理に適ってます。1弦のチューニングが楽だし、ナットからペグの距離が短いためチューニングが狂いにくい。

ペグはシャーラー製。ドイツの製品だけあって、ギヤ比はそれほど大きくないのにチューニング精度は結構高い。トルク調整はできない軽量型だけど狂いは少ない方です。ポストはテーパー状になってて、弦は巻くだけで下へ巻き取られるようになってる。装着する時、2弦以外は切断する必要があるが特許なのだろうか?他のベースでは見かけない構造の一つである。

ナットからヘッドへの段差は、フェンダーと違って直線的に加工されてます。たっぷりと肉厚になってるので、ヘッド起きの心配はなさそう。一番Musicmanらしさを感じる部分でもあります。と、まあヘッドに関してはこの辺で。実は結構良く触る部分なんですよね。機能性とデザインの高度な融合。この辺はフェンダーよりも無駄の無さと言う点では上だと思います。

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