題して「StingRayの魅力」Vol.1~ヘッドストック編~
私のStingRayはオリジナルMusicmanの個性が残る1982年製。ヘッドストックは、フェンダーの流れを汲むストレートプルデザイン。弦はナットの部分で角度を付けられることなく真直ぐにペグへ向かいます。ペグは3:1にレイアウトされ、ヘッドの軽量化とデッドポイントの解消に貢献(してるらしい。しっかりあるけど)。Musicmanの象徴であるこのデザイン、非常に理に適ってます。1弦のチューニングが楽だし、ナットからペグの距離が短いためチューニングが狂いにくい。
ペグはシャーラー製。ドイツの製品だけあって、ギヤ比はそれほど大きくないのにチューニング精度は結構高い。トルク調整はできない軽量型だけど狂いは少ない方です。ポストはテーパー状になってて、弦は巻くだけで下へ巻き取られるようになってる。装着する時、2弦以外は切断する必要があるが特許なのだろうか?他のベースでは見かけない構造の一つである。
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