2006年11月5日日曜日

昨日に引き続きStingRayの魅力についてです。何回かネタとして持続させたい反面、せっかちな性格なもので(笑)纏める事も切り上げる事もできず苦しんでます・・・。
今回は、ネックとボディについて。

ベーマガで分解して詳細を撮影してましたが、まずはネックについて。グリップの感じは、プレベの57モデル辺りに近い。よく「太い」と言う表現しか出来ない人がいますが、そうじゃない。幅は広いけど薄いんです。スカンクラインの辺りは、結構フラットなんです。これは触ってみないと分からないと思いますが、フェンダーではなかった形状です。

加えてエッジが結構大胆に落とされてるのが分かるでしょうか?薄いネック形状と併せて独特のグリップ感です。私自身決して指は長くない方なんですが、凄く弾きやすいんです。ジャズベに持ち替えた時には、かえって違和感を感じてしまう程です。

ネックは大変丈夫で、季節毎の微調整で十分です。ロッドの利きも素直で、ヘッド起きやハイ起きもありません。ちなみに19年近く弦は張りっぱなし。緩めて保管した事はありません。まあ、保管と言っても毎日弾いてコンディションを維持する事が保管だと思ってますので。とにかく良く鳴るネックです。剛性感も問題なし。

ボディは、現行モデルと違ってコンター加工はない。でも、不思議と座って弾いてても違和感など一切なし。大きいだけあって重量バランスもOK!座って弾く時に両手を離しても、そのままじっとしてますよ。それほどバランスが良い。こう言うバランスの楽器は、多少重くても演奏中に苦にはならない。個人的にStingRayはスラブボディであって欲しいな。生音で弾いてもStingRayの音なんですよ!恐らくボディ体積や重量が重要なんでしょう。しっかりと弾いてあげないと鳴ってくれませんよ(笑)。ブンッと弾いただけで、「あぁ、良いベースだな。」と思います。

ストラップ・ピンも変わった形状でしょ?良く見ると、ストリングガイドも同じ様な形です。他で使われてるのを見た事がないんですよね。一見ほとんどフェンダーなんだけど、良く見ると同じ箇所がほとんどないと言う不思議なメーカーです。

アクティブサーキットの代名詞のようなベースが、実はボディやネックの鳴りを大前提にしたサウンドメイクをしてるとしたら・・・やはり王道なんだなと感じますね。

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