2006年8月3日木曜日

「生まれ変わった」

今日Moonが帰ってきた。何と約1ヶ月ぶりの再会だ。
心配だった修理箇所も確認しなくちゃ。と言う訳で、少しドキドキしながら梱包を解く。今日も暑かったし、箱も暖まってる・・・大丈夫かな?

案の定、ケースから出てきたベースは手垢だらけ。まず弦を外して綺麗にポリッシュで磨く。この状態で届いた方が、フェローの野沢さんの仕事が伝わってくるようだ。

まず、驚いたのが指板のクリーニング。一体どうやったらあんなに艶が出るんだろう?

次にフレットの擦り合わせ。初めてやってもらったけど、こんなに新品みたいになるんだ(驚)。その仕上がりの美しさに驚きました。これがプロの仕事なんだ。

もう弦の痕も綺麗に消えてピッカピカ。溜め息が出ます。それとナット交換。牛骨で作ってもらいましたが、溝の深さもバッチリ!

で、最後にBADASSⅡのサドル溝の切り込み調整。1弦の溝は思いっきり深くなってました。その他の溝も切り直してあった。これまた綺麗に仕上がってます。

弦を張り替えて音を出した瞬間、今まで抱えていた全てのウィークポイントが解消されてるのが判りました。チューニング時にサドルが鳴かなくなり、チューニングが安定すると共にイントネーションも改善されました。今まで中々オクターブピッチが合わなかったんです。それと4弦開放でうねりが消えていました。普通に弦を張っただけでこれまでが嘘のように綺麗なサスティーンが。やっぱりサドルが原因だったのか・・・。レスポンスが良いだけに、セッティングもシビアです。でも、剃刀に様な反応を示すこのMoon。暫く止められそうにありません。現在ベースの購入を検討されてる皆さん!ここのベースお勧めしますよ。アフターまで考えると、過去にここまでの対応をしてくれるところを私は他に知りません。「一流」ってこう言うことをいうんですね。一日も早くフェイフェイを再開したいところです。Moonも大きなアンプで鳴りたがってるよ!

0 件のコメント: