2006年8月16日水曜日

今日は初めてぐるまんさんが我が家へ遊びに来てくれました♪勿論ピカピカのM245を携えて。お土産に彼がオーナーをやっているレストランのケーキまで頂いちゃいました。ご馳走様!で、私のMoonとご対面&インプレッションなんぞ報告したいと思います。このM245はカスタム仕様で、通常のクリアピックガード&コンパネではなく、3プライピックガード&メタルコンパネ。以前から目をつけてたんですよね。絶対にこっちの方がカッコイイって。これはオーダーしたもので、アッシュの木目も最近のZにしては珍しく綺麗な木目。うっとりします。どんな木目の物が届くかは、開けてみるまで判らないそうで・・・。我が子を見るようなぐるまんさんの顔は緩みっぱなし(笑)まず、持った瞬間に「あ!このネック相当剛性感があるな。」と理解できました。Moonよりもゴツい感じで、幾分太め。弾いてみると、やはりそこら辺の「なんちゃってJB」とは全然違う。長年やってると、こう言うのって持った瞬間に判っちゃいます。先ずは生音(アンプに通さない状態)では、Midが強めに出ています。エボニー指板のMoonがカッキ-ン!と言う感じなら、M245はズビーンって感じ。コントロールはTreもBaもブーストOnly。パッシブでのサウンドは、意外にも素直なJBサウンドでした。似たようなプリアンプ(どちらもバルトリーニで、M245がXTCTでMidカットが500hz、MoonがNTCTでMidカット400hz。どちらもTre4khz、Ba30hz)でも、配線方法は異なります。M245はハンドアースに頼る印象(手を離すとノイズが出る)な反面、片方のVolを絞った場合のハムノイズは少なめ。Moonは手を離しても全く無音なのに対し、片方のVolを絞った時のハムノイズは大き目。こんな所の違いが面白かったりします。で、アンプに通して鳴らしてみると、Moonよりも断然高域に艶があります。中域はJB特有の癖が良く出ていて、生音の影響をはっきりと感じました。

この2本は、指板が異なる事以外は対した違いが無いんですが、個性はハッキリと違いますね。フレットの端は綺麗な球面上に仕上げられていて、ジャンボフレットにも拘らず、その太さを感じさせない仕上がりでした。こう言う手の込んだ仕上げは量産モデルでは全く期待できません。しかし、私にとっては弦高が高くて少々弾き難いセッティングになってました。ご自宅でアンプを鳴らせないらしく、ローアクションの特長が故のフレットノイズを嫌って上げてあったんですね。でも、良く見るとネックも順反りしてます。普通はこれ位反ってると音の伸びも鈍るんですが、流石M245ですね。ここで、ぐるまんさんに今一度弾いた感じを覚えておいてもらってネックを調整させてもらいました。アトリエZって、調整用のレンチは付属しないんだって。我が家にあった5mmの6角レンチで30度ほど締めました。これで弦高を下げると、もっと倍音が増えて私好みのサウンドに(笑)。で、再び弾いてもらうと明らかにネックを修正した分だけ弦高が下がって音が変化しました。これでグッと弾きやすくもなったと思います。彼は、本職はドラマーなのにギターやベースもこなされます。実際に目の前で弾いてる所を拝見しましたが、中々の腕前。ドラマーなだけあって、粒立ちがハッキリした弾き方でした。で、こんなに良い楽器を弾いちゃたら・・・ずるいよ(笑)。過去に所有されていた楽器を聞いたら成る程納得でしたけど。研究熱心な方です。機会があったら、是非再度お手合わせ願いたいものです。ブログを拝見してると、とにかく頻繁に楽器屋へ通ってると思ったら、ご自宅から歩いていける距離なんですね。どーりでね(笑)。楽器好き同士の楽しい会話は尽きる事が無くて・・・。また遊んでください!

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