2006年9月18日月曜日

「新たな嫁ぎ先」

で、先日のオークションですが、新しい嫁ぎ先も決まったようです。
渡辺直樹氏のB.C Rich。画像を見る限り、とても素晴らしいコンディションのようです。最終落札価格は何と¥500,000!入札した人は3名だったが、最後の人は10万円単位で入札してました(驚)。でもね、この方新規なんですよね・・・。出品する方からすれば、こう言うのって怖いんですが。大丈夫かな?でも、余程のファンじゃなければ出せない金額だな。相場の倍近い金額ですもの・・・私なら手が出ません!しかし、うっとりするような美しいデザインです。

もうひとつ出品されてたのがグレコのEagle。80年代前半は、とにかくコピー全盛の時代で、「どこまで忠実に再現できるか?」なんて事を競ってました。Eagleは、他にもフェルナンデスとアリアが作ってました。アリアは、極初期モデルを採用していて、オールメイプルで、ピックアップが極端にネックよりになってた。ペグもグローバーじゃない。フェルナンデスは一番近かったんじゃないかな?でも、細かいところを良く見ると結構違ってた。フェンダータイプ全盛の時代、斬新なデザインとインパクトで国内メーカーも技術を競っていた時代でした。幼稚な物も多かったけど、どこかしら微笑ましい感じさえしましたね。で、このEagleですが、ブースターSWが交換されてます。サドルの位置も変だし、ノブも交換されてる。オールコアって、床の間に飾っておくには良いんだけど、サウンドの方はイマイチ。宿命的にSWが全交換でしょうね。ネックは大丈夫かな?新品でも個体差が激しかったんですよね。ネックの仕込み角度なんか、全部ハッキリと違うんです。¥55,000と言う落札価格は相場かな?って思いますが、新しいオーナーに可愛がってもらえると良いね。ある意味、国産エレキのピークを象徴する年代の名器ですから。時間を作ってフェルのEagleも調整してみようかな・・・。やっぱりSW、ジャック等の全交換は免れないでしょうね。

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