2005年4月5日火曜日

「回想録Vol.11」 

サウンドが纏まって来ると、やはり記録を残したくなる。で、レコーディングをやってみようということになった。

地元では一番の機材番長!?西村君にエンジニアを依頼した。会場は、青少年ホーム。1月の寒空だった。とにかく寒い!老朽化の進んだ建物は暖房設備が壊れていた。

何とかして欲しいと言っても「やってれば暖かくなるがね。」と全然取り合ってもらえない。かと言って暖房の持ち込みは責任が取れないので止めてくれと来た。出たぞ!この役人気質。結局電気ストーブを持ち込んで作業に入る。



部屋の横に西村君のワンボックスカーを止めて、その中にコンソールを設置。生音がかぶらないようにとの配慮。雪が降ってても彼はTシャツ&サンダル。見てるだけで寒くなるよ・・・。Dr.の録りに結構手間取り、結局2曲分しか完了できなかった。時間との戦い。生楽器は大変だよなぁ。残りのパートはじっくり後録りすることにした。

しかし、よく聞くとテンポが揺れてる!何度か練習してテンポの狂ってる箇所を確認。新しいレコーダーだったら修正できたのに、この頃は1発録りだもんね。なんとかOKテイクが録れて、他のパートの完成を待つ事にした。レコーディングって、変に緊張してしまう。「はい、いくよ~。」っていわれた瞬間から平静を装っててもダメ。

私の場合、最初のテイクか徹底的にやり直したテイクのどちらかが完成形となってる。なかなか上手くいかないと、録音ボタンを何度も押させるのが段々申し訳なくなってくる。でも納得いかないし。で、焦って来る。

散々試行錯誤した結果、念願のデモCDが完成した。なんだか不思議な感じ。そうだ!これを持って周囲の反応を見てみよう。

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