2006年2月10日金曜日

「My Bass~侮れないスタンダード~」


Fender Japan JB75-94US

長い間、苦楽を共にしてきたStingRay。だけど、1本だけ酷使するのも気が引けてきた。と言うのは言い訳で、ある程度どんな環境でも融通が利くベースが欲しくなった、つまりは浮気心・・・。元々、伊藤広規サンの大ファンなので前から欲しかった事は事実だけどね。巷にあふれてる62年モデルだけは嫌だった。ブロックポジで、フィニッシュはやっぱりナチュラル。木目が見えてないと許せません(笑)。このベース、元々はピックアップフェンスとブリッジカバーが付いてる神田商会の企画物。で、フェンスのみ残してブリッジはバダスに変更。ノブはストラトタイプに。75年モデルならこれが正解なんですよね。で、お決まりのサウンドインプレはと言うと、日本製でも流石のワールドスタンダード。レンジは狭いくせにアタック次第できついピークが出る。アッシュでも中音域に特長があり、スラップすると何ともジャリッとしたクリスプな倍音が気持ち良いんです。ネックも個人的にはRがきつめな方が楽です。チョーキングなんてしないし。軽いスワンプアッシュのボディは、カラッと乾いたサウンドを奏でます。シンプルなだけに誤魔化しの利かない世界基準。か弱さと独特の存在感。さすがフェンダー!

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